このところ、転売や販売などの副業や在宅ワークから、ステップアップして起業をする方や、また、趣味やスクールで習ったことを活かして
サロンやショップを作る方たちが本当に増えましたね。
自宅を使ったサロンや教室といった、小規模なものからから、
店舗や事務所を大きく構えての展開だったりと様々ですが、
皆さん、自分の商品やサービス内容に自信があり、これならいける!
これだけいいものをお客様に提供できるなら、絶対に繁盛して、
人は喜んで来てくれる!
そう思って開始されたと思います。
今、現状はどうですか?
自分の思った通りに(思った以上?)売り上げも毎月あり、安泰ですw
という左団扇な方は世の中にどれくらいいらっしゃるんでしょうか?
初めて起業して、そのままストレートに上手くいく。
これって、滅多にないことだと思うんです。
(0とはいいません、中には大成功する人もいます)
ですが、大半の人は、思っていたほどは儲からない。
お客さんが来ない。という現実にぶち当たるんですね。
壁にぶち当たったら、何がいけないのかと。
どうすれば繁盛するのかと。みなさん悩んで一生懸命考えるんです。(日本人は本当にマジメですね)
そして、多くの人が行きつくのが、
「商品やサービス」をもっといいものにすれば、目に留まるはず!
この考えなんです。
で、新たな商品開発やサービスの追求に走っていく。
モノづくりニッポンと言われるくらいの国ですから、
商品の質を追い求める下地が日本人には備わっているのでしょうね。
もちろん、これが悪い事というわけではないんです。
悪いことではないんですが、
私に言わせれば、努力の方向がちょっと、というか大幅にズレている!と大声で言いたくなってしまいます・・・
ご挨拶が遅れました。
尼のあきんどカーチャンwかわさき です。
私は、自他ともに認める商売人です。
物販やその他の仕事を生業としていますが、商売というものを始めたのは、実は今に始まったことではなかったりします。
思い返せば、小学校3年くらいの子供の頃、飽きたおもちゃや、(誰かにもらったけど)自分に必要ない新品の小物などを、部屋に並べ、
遊びに来た友達相手に自宅フリマやってたりしていたんですよね。
当時まだ、フリマなんて世間になかったころの時代の話です。
(歳がバレるw)
こうして振り返ると、なぜだかかわさきは、
商売人の才能を持って生まれたことがわかりますね。
一方で、私の父は宮大工でして、
それを見て育ったので私はモノづくりもやります。
なので、皆さんの職人魂というか、作るなら自分史上最もいいものを!という心は理解できます。
では、話を戻しますが、モノづくりやサービスの質を追求することは、
成長や発展していく上でとてもいいことだし、そこにはかなりの努力も伴うことなので、私は本当に素晴らしいことだと思っています。
ですが、その精神だけでは、「商売繁盛」は難しい。
なぜだかわかりますか?
モノづくりの才能と、商いとしてそれを売るという才能は、
別のところにあるからです。
ひと昔は、お店を構えるということはとても大ごとで、
大きな参入障壁がありました。
販売でも、飲食店でも、なんでもそうですが、実店舗を持つというのが基本でしたから、開店させる前に、店舗を借りたり、内装外装などすべてを1から準備、もちろん人手も必要ですね。
つまり、かかる費用と時間と手間が半端じゃなかったわけです。
そうなると、軽い気持ちでは始めらません。
何年もかけて開店資金を貯め、それから開店後の軌道に乗るまでの運用資金までも用意して。そうしてやっと、お店の場所探しが始まって・・・
という、なんとも根性の試される(?)努力が必要だったんです。
そうして、お金や時間、色々なことをかけてやっとのことで開始して・・・
それでも、事業に失敗するという話は多かった。
やはり商才がなければ、今も昔も、上手くいかないのですよ。
今の時代はお店を作る、起業するということ自体は
本当にとてもやりやすくなりました。
例えば、販売で言えば、お店を持つのもインターネット通販なら
超ローコスト。(0円でも持てたりしますね)
実店舗が必要な飲食店も、昼間だけ間借りしてお店を持つシェア店舗もできるようになり、本当に参入障壁は低くなりました。
しかし、お手軽というとなんだかかるーく聞こえてしまいますが、
誰でもちょっと頑張れば開店にこぎつけられる状態なわけです。
いいことのように聞こえますが、大きなデメリットもこれにはあります。
そう。
誰でもカンタンにできる=ライバルが多い。
これです。商才がないと難しい上に、ライバルまで多い・・・
趣味の延長だから、儲けなくてもいいのだという人は、置いときますよ。
生きていくための生業として、仕事としてやっていくのなら、そこそこに稼がないといけません。
あなたのスキルや技術を活かした商品やサービスが
とんでもなくニッチなものなら、オンリーワンなものとして稼ぐことは可能でしょうし、この先も生き残っていける可能性はありますが、たいていの場合はそうではないはず。
では、どうするのがいいのか。
尼のあきんどwカーチャンかわさきなら、こう考えます。
第1、ライバルが多すぎるなら、そもそもに戦う場所を変える。
第2、戦う場所を変えられないなら、他には絶対マネできない、自分にしかできないくらいの強い【何か】の価値を付加する。
第3、上のどっちもどうやってもできないなら、数打つ戦法を取る
(他の人もやるであろう数から、その1000倍くらい)
第3は、普通の人たちより1000倍もやるってことは、もはや第2の自分にしかできないことに当てはまるかなと思いますがw
結局は、第1と第2、この2つに行きつくのではないかと。
少し私の経験話をしますね。
その昔、せどりという言葉がでてきた初期のころです。
私もせどり、転売というものから、仕事としての販売は始めました。
ですが、国内で仕入れて国内で売るということは、誰でもできますね?
すぐに、レッドオーシャンになり、稼ぎにくくなりました。
国内では誰でもできる。では、日本にしか売ってない商品を海外で売るのはどうか。そう考えた私は、海外のアマゾンで日本の商品を売るAmazon輸出を始めました。
(Amazon輸出も今では、結構聞いたことがある人も多いのでは?)
海外Amazon販売では、日本のおもちゃやカメラなどが鉄板カテゴリーと言われそういう情報が流れるようになりました。
そうすると、そればかりを扱う日本の出品者が増え、
またレッドオーシャン化。
はい。
もちろん私は、おもちゃとカメラはあまり出品せず、その他のカテゴリーをどんどん出品し売り上げを維持しました。
なぜだか、他の出品者の人たちは、おもちゃとカメラに固執していたんですよね。その結果、価格競争に陥り、販売自体をやめていくという。
こういうパターンを何度も見てきました。
大半の人は、みんながやってるから安心。という感じなんでしょうか?
つまり、誰もいない=怖い。
私は、知らないところに飛び込むのは平気な方なので、
誰もいない=ブルーオーシャンのチャンス!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
とワクワクしてしまうちょっとおかしなタイプ。
そのおかげで、これまで稼いでこれました。
これをマネしろと言っても、できる人できない人がいると思います。
既に、何かのビジネスやお店をやってしまっている人だと、
戦場を変える(扱う商品を変えるとかターゲットを変える)
そのこと自体がどうしてもできない場合がある。。
これから起業する、という人がもし、これを読んでいたら、
今一度、自分の商品を売る場所が本当にそこでいいのか、
その商品やサービスに対して喜んでお金を出して買ってくれる、
そういう環境にいる人たちをターゲットにできているのか?ということを、再考してみてください。
もし、あなたがこれから起業やショップを開店させようとしているところで、このままで大丈夫か不安になったら、周りの自営業で食べている人に相談してみてください。
雇われではない、自分の力で食べていっている人のアドバイスは、
同じ業種でなかったとしても必ずあなたの為になります。
周りにそういう適格な人がいないということなら、若干名になりますが、尼のあきんどカーチャンwかわさきがご相談に乗りましょうw
その際はDMでご連絡ください。
続きの第2について、書いていきたいところですが、
今日はもうすでに長文になってしまったので、次回にします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!