子育てのお話。

 

「子どもが生まれて親になる」わけですが

現在子育てをされている方で

親になるためのトレーニングを受けたり、勉強をしたことってありますか?

 

子どもは小学3年くらいまでは、親や大人のいうことにある程度従います。

とても育てやすい、うちの娘はそうでした。

子育てコーチングの本などを参考にしたり、講演会を聞きに行ったりする程度の勉強しかしませんでした。

 

もし育てにくいなと思われる方でも、

ある程度は

 

「○○やらないと、やめるよ。」

「○○やったら、これしてあげるよ。」

なんて、力でもっていうことを聞かせることも出来るし、

脅しでもっていうことを聞かせることも出来る。

 

でも9歳以降、そのような接し方は通用しなくなります。

 

「こうした方がいいよ。」というアドバイスさえも聞かなくなります。

 

自立に向けて親の欲求や価値観とどんどん対立がはじまり、

 

客観的に物事を見て、他人をジャッジして、親に対抗してきます。

 

急に育てにくさを感じるようになって、自分がストレスを抱えるようになったので、昨年受けた講座がありました。

 

ゴードン博士の親業訓練。

 

ゴードン・メソッドは親業以外に、仕事としてコミュニケーションが大事になってくる職業の人のために、教師学講座、看護学講座などもあります。

 

ロールプレイが中心のワークがずっと続くので、疲れますが、

親役の人の言い方ひとつで、子ども役の人の気持ちがいやな気持になったり、いい気持になったりを実感できます。

 

とても良い講座でした。

受けなかったら辛いまま子育てしていたかな。

今日は講座のフォローアップの会があったので参加してきました。

 

仕事で授業を欠席した分の補講も、後日にきちんと受けて、

親業訓練を学んだ修了証書を頂き、その実践者として認定していただきました。

同席した方たちから拍手を頂き、とても嬉しかったです。

忙しかったけど、頑張って良かった~。

母も承認欲求が満たされる時間となりました。

 

でも親業って終わりのない仕事。

世の中のお父さん、お母さん、ホントにお疲れ様です。