少しずつ春が近づいてきているのを感じます。

3連休お出かけになられた方も多いことでしょう。

我が家は、娘のお友達とそのご家族大勢で、お台場のレゴランド&ビルズでのお食事を楽しんできました。

 

最近、我が家では子供部屋を本格的に整えるため、私の荷物が押し出され、整理をしています。

本の処分をしていたら、産婦人科医の池川明先生の著書「子どもは親を選んで生まれてくる」が出てきて、懐かしく思い出しました。

当初、胎内記憶についてのお母さんたちの証言を読み、我が子も言葉を話せるようになったら絶対聞いてみようと、時期を待っていました。

 

娘が2~3歳になったころ、お風呂でリラックスしている時を見計らい、今日だと思って聞いてみました。

「ママのお腹の中にいた時の事、覚えてる?」

すると、娘が急に表情を変え、とても悲しそうに、言いにくそうに、言葉を選んで話してくれたのですが、

なんと実際私の身の上に起こっていたことだったので・・・、本当にびっくりしました。

これは・・・本当に覚えているんだと。

 

「くるってできなくてつらかった」

「それが悲しかった」と・・・。

そのあとも、色々、ごにょごにょとお腹の中の様子を話してくれました。(笑)

 

実は、妊娠後期に入って逆子が治らず、先生から言われた逆子体操をするも、それがきつくて、きつくて・・・鼻血を何度か出しました。

下の方に落ちてきている赤ちゃんを、重力を利用して母体の上の方に移動させて、空間を作ったところ、赤ちゃんがくるっと回転できるようにする。

逆子体操をやったことがない方は、??ですね。

お腹に赤ちゃんがいる状態で逆立ちは絶対出来ないけれど、それに近い姿勢を取るという体操なのです。

 

結局へその緒が首に巻き付いているのかもしれないし、今の態勢が楽なのかもしれませんと先生や看護師に言われ、逆子を直すことを諦めたのでした。

 

仕事の繁忙期につき、みんなと同じように夜の9時まで残業もして、「なんとかとこなせる」なんて思っていたら、お腹が張っているのが良く分からず、逆子の状態で切迫早産になりました。

 

今思い返すと、自分自身のマタニティライフは仕事中心になってしまって、あまりお腹の赤ちゃんを気遣ってあげられなかったし、楽しんでいなかった。

今マタニティの方には、身体を大事にして、母子ともに出産までを楽しく、安全に過ごせますようにと願っています。

そして言葉がしゃべれるようになったら、是非お腹の中にいた時の記憶、「どうだった~?」と聞いてみてください。

胎内記憶は一度伝えて役目を終えてしまうと、もうその時の記憶を失ってしまって二度と言ってくれないらしく、娘は今はもう覚えていません。

 

エコーで見ると、だいたい私のお腹の中であぐらをかいて座っていた娘、つらくて悲しかったんだね。

すまなかった・・・。

でも娘の胎内記憶を聞けたことは、大事な想い出。

 

聞くときは落ち着いた静かな環境が良いみたいです。

子どもと一緒にお風呂に入って、お互いリラックスしている時が一番いいのかな。