活きる着物を | 和~夢 秋田の紡ぎ手たち

和~夢 秋田の紡ぎ手たち

和ჲ夢は心と心を結ぶ秋田の紡ぎ手集団です。

寒い日が続きますが、お風邪等ひいていらっしゃいませんか?



こんな寒さを先人達はどうやって乗り越えたのでしょう。

今の生活から思えば、どれだけ大変な事だったでしょうか。



そんな暮らしの中でも家族を気遣う母の想いが

刺し子になり、こぎん刺しになり、パッチワークになるのですから、

私達も先人に習い後世に残る様な何かを残していきたいですね。


今、着物を一人で着られない方が大半を占めていますが、

着付けを習わないと着られない様な

決まり事で固めてしまった事は違うと思います。

もっと着物は自由なはず。

長い歴史の中で着物は改善を繰り返してきました。

反物の巾ですら時代により違っていますし、

皆さんによく知られている名古屋帯は大正末期の発明品です。

いかに簡単に楽に着られるか先人達は工夫を重ねてきたのです。



今、私たちが着物を必要としない事で

織・染・繍の職人による伝統技術が廃れてしまうのはとても残念です。



不要な遺物として着物を処分するのではなく


もう一度、活かすことを和~夢は提案いたします。


そして、着物を見直して下さるととても嬉しいです。