福島市で東日本大震災を経験しました。

実家は宮城県石巻市
独身時代は仙台市
結婚後、転勤と共に福島市へ

東日本大震災は
私にとって縁ある場所が大変な被害を受けました。

戦争を体験したことはないけど

あの時は、まるで戦時中のような気持ちでした。


先が見えず

動くに動けず


ただただ

時の流れを味わうばかりでした。


当たり前に家族と過ごしたり

友人たちと笑いあったり


そんな日常がある日を境に

なくなりました。


甚大な被害を受けた方々に成す術もなく

「生」に向き合っていた日々でした。


1日1日に向き合いながら時が流れていき

だんだんとまた今までの日常が戻ってきたように感じたり

むしろ、より感謝して1日1日を味わえるようになったり

人と人との絆を強く強く感じられるようになっていきました。



そして今、また、世の中は

経済が回らなくなったり

異常に物を買い占めたり


不安な気持ちが社会全体を覆っています。

9年前の時と似ているなと、東京にいながら俯瞰して見ている自分がいます。


だけど、必ずこのことが私たちにとって意味があることだと感じています。


私たち人間が気づくべきこと


人知では計り知れない

大いなる計らいの中にいる

大いなる計らいの流れにあるこの今の出来事


9年前の大震災を経験したことが

今、私を強くしてくれています。


動じない

揺るがない


人間の力では

どうすることもできないことがある。


だけど

これからどうしていくか

それを考えることができるのが人間。


批判や誰かのせいにしたり

原因探しをするエネルギーを


協力し合い支え合い

どうしたら世界全体が安心できるようになっていくか

1人ひとりが考えて行動していく。


現実は私たちが作り出していけるはずだから。