親を辞めたくなる時。
自分が毒親かも？
と
気付く前、
そして
気付いた後。
自分の気持ちは大きく違った。
どちらのタイミングでも
親を辞める方法を考えた。
自分が毒親かも？
と気付く前は、
娘をどこかの施設に預けたいとか、
離婚して夫に親権を渡そうとか、
自分の居場所から
娘を遠ざけたい、
そんな気持ちだった。
だけど、
自分が毒親かも？
と気付いた後は、
自分という存在を消したくなった。
失踪する方がいいかな？
それとも、、、。
本当にそこまで考えてしまっていた。
毎日、毎日、
もう生きていたくないなー
と考えていた。
親を辞めたいという気持ちは
段々と
生きるのを辞めたい気持ちに
変わってしまった。
ある時
「あんまり長生きしたくないな〜」
と、ふと呟いてしまった。
その時
娘が
「えーなんでー？やだよー。
90歳くらいまで長生きしてよ」
と言ってくれた。
そんな風に思ってくれてるんだ
と、少し驚いた。
娘に対する懺悔の気持ちや、
上手くいっていない状況、
たくさんしてしまったヒドイ事。
ホントにそう思ってるのかなぁ？
と、少し疑ってしまう
かわいくない私。
しばらく
そんな気持ちもあったんだけど。
段々と、
やっぱり
純粋に嬉しいな
と思えてきた。
そして
本当にごめんね、
とまた思うのだった。
