BCGは何の疾患を予防するのか知っていますか?
ワクチン名に疾患名が入っていないと分からない人も
多いのではないでしょうか。
BCGは結核(けっかく)を予防します。
結核は昔の病気と思われがちですが、
実は今も感染する人がいる病気です。
そのため、必ず予防接種を受ける必要があります。
しかし、決められている接種時期は短く
生後3ヶ月~6ヶ月になる前までです。
しかし、早く接種しすぎると結核菌による骨髄炎の
リスクが高くなります。
そのため、現在は期間を1歳までに拡大する動きがあります。
予防接種の方法といえば、注射器についている針で皮膚を刺し
液を注入します。
BCGはこの方法とは違い、
液を皮膚に塗り、その後
9本の針が付いているハンコのようなもので
2箇所スタンプします。
そして液が乾くまで接種した部位がどこにも触れないように、
液が下に垂れないように腕を下から支え水平に保ちます。
液が乾くように腕を抑えている(青字の部分)のは
ママの役目です。
乾くまでは10分程度かかります。
いつもと同じ気持で予防接種に行ったのに、
方法が違うと焦りますよねΣ(゚Д゚;!
ぜひ、イメージトレーニングしてから病院に行ってください(^^)
明日は、BCG接種した部位の痕についてお話したいと思います。