魅力の幾何学を描くとは、一貫性の神秘的な美しさへの崇拝である。
昨日はシドニー市街地に行ったついでにチョコレート専門店で、いくつかチョコレートを買いました。
フェアトレードのカカオしか使わないというポリシーを掲げるショコラティエのお店です。
私はコーヒーもチョコレートも極力、原産地を見てフェアトレードのものを買うようにしています。(他の商品もですが)
そういうことが気になりだしたきっかけは、2006年に見たレオナルド・ディカプリオの「ブラッド・ダイアモンド」でした。
ブラッド・ダイヤモンド [DVD]
1,543円
Amazon |
アフリカのダイヤモンド採掘場で起こる不正取引や子供奴隷(兵士)などの社会問題に焦点を当てた問題作です。
前半で、12、3歳(?)の息子が誘拐されて麻薬漬けにされ、子供兵士として洗脳されてしまうシーンがあるのですが、
もうそれを見ただけで吐きそうでした。
地球上には様々な残酷なものがあるけれど、わたし的に子供奴隷や子供兵士は嫌悪感マックスです。
その映画を見たずっと後に、ナタリー・ポートマンの記事が目にとまりました。
彼女が婚約した際、紛争地域から来たダイヤモンドではないものを送ってほしいとフィアンセに頼んだ、というような内容でした。
カッコイイ。
本当にトキメいて、私もそう在ると決めました。
ダイヤモンドはそうそう買わないけど、子供奴隷が大きく問題となっているのがカカオやコーヒー農園です。
ネスレやゴディバといった企業も子供奴隷撲滅に向けて取り組みをしていますが、まだまだ状況が芳しくないという現状を抱えています。
その問題に対して、私はフェアトレードを選ぶとか、大企業のチョコレートは買わないという取り組みをしています。
フェアトレードのカカオしか使わない、丁寧に作られたチョコレートを食べているととても気持ちがいい、もちろんとても美味しい。
丁寧な気持ち、丁寧な思いで作られてるものに目を向け、取り入れる。
そういう生き方をしていると、
バレンタインデーに薄利多売で作られたチョコレートを、
チョコが好きかどうかもわからない相手に、
みんなやっているから義理であげる
みたいな行為ってできなくなるんです。
少なくとも、思いを込めて作られたフェアトレードのチョコレートを、
チョコが好きかどうかわからない相手にあげる気にはなりません。
子供奴隷が摘んだかもしれないカカオで作られたものを、大切な人にあげることもない。
けしてバレンタイン云々の話をしたいわけではなくて、
世間に流されて一貫性を失う在り方は、私の存在美学にそぐわないと感じているだけです。
この記事を読んですぐバレンタイン反対ってなるのも、ブレかもしれません。
美しい存在であろうとするとき、自分の歪さを修正して一貫性を極めていくことが不可欠です。
私はブラッド・ダイヤモンドを見たときに、子供兵士に吐き気がしたことをずっと忘れないし、
ナタリー・ポートマンの在り方のかっこよさにトキメいたことを忘れないんです。
つまりそこに、私にとっての真実があったということ。
今好きなことが以前は嫌いだったり、未来に興味がなくなったりすることがあります。
でも、私にとって子供兵士への嫌悪はずっと変わらないものという確信があり、
それは私の魂の真実に触れたということです。
一貫して変わらないと確信を持てるものに出会ったら、そのフラクタルは拡大します。
そのフラクタルが、チョコレートの選び方、バレンタインデーの過ごし方、
ひいてはコーチングセッションの仕方にも、ブログの書き方にも、声の出し方にも現れるのです。
美しさとは一貫性。
一貫性とは無限の広がりの可能性を秘めている、ということです。
コーポレートコーチングとは
ただいま、無料にてトライアルコーチングが受けられるチャンスをご提供しております。
残席2社様。
■応募条件
・従事者3名以上の組織(会社、NPO団体、スポーツチームなど)
・社名・写真入りでお客様の声をいただけること。
地方の方は出張費のみご負担いただきます。
お申し込みお問い合わせはこちらから