今日は男性用ファッション誌を読むために本屋に寄ったのだがそこに「モテる人の雑談力」的な本があったのでそれを読んで気づいてたことをまとめようと思う。

そこに書いてあったので覚えているのは

ペーシング(相手に合わせる)

心の温度差に注意
全体像→詳細→全体像と話す
内容ではなくトーンが大事
クローズドトーク→オープントークの順(yes,noの答え→具体的な話)
拒否したいときは一度肯定してから
容姿でなく服をほめる
小さなイエスを繰り返させる

これくらいで、言われてみればたしかにと思うがすで無意識の内に実践しているものが多かった。
しかし再認識することによって色々と気付される事も多かった。
例えばオープントークの際に自分のオープントークは比較的相手の話を少し限定しすぎていて、ハワイに行った相手に対して「海はきれいだった?」とか「どんなものを食べたの?」みたな質問をしていた。
しかし質問は「ハワイはどうだった?」ぐらい抽象的でよくて、その後しばらく話して海の話が出てこなければ海はどうだったか聞けばよいのである。

また自分は動物の話になったりしたときに猫よりも犬の方が色々と話すことがあるため、相手が犬の話をするように少しずつ誘導していた。しかし考えてみれば相手は動物の話をしたいだけで自分の話が聞きたい訳ではないかもしれない。
動物の話以外でも自分は今までの人生でウケが良かった話をしやすいように誘導する癖があるが、そのウケが良い話も男相手にはウケが良くても女性にはそこまででもなく、「少し面白い話するために私の話題を横取りされた」と思われてきたのかもしれない。

他にも自分は「ワンパターンな人」と思われるのが嫌で、昔話した話題をもう一度話すということは避けてきたのだがそれも無駄なことだと気付いた。
話のテーマが同じでも状況が全く同じという事はありえないので同じ話題で話してもなんら問題はないし、それが以前相手が持ち出してきた話題ならそれは相手が話したい話題であるのでむしろもう一度その話題で話した方が相手にとってもうれしいだろう。

こうして考えてみると話し上手だと思っていた自分の話し方がいかに自分勝手だったかが分かる。もしかしたら自分は相手と笑わせあうのは得意でも会話自体はとても下手糞だったのかもしれない。