和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
昨日のブログ
エレガントレッスンの受講生の
「手皿撲滅運動」からです
「手皿は」一見
上品に見えるしぐさですが
実はマナー違反です
テレビの中でもよく見かける
美味しそうにお食事を口に運ぶときの
「手皿」は
気をつけたい食事マナーの一つです。
「手盆」とも言います
いただくのがマナーです。
ご飯をいただくときも
お茶碗を持ちますね
洋食は
フォークとナイフを使うので
両手がふさがっていますので
お皿は持ち上げないのがマナーです
では、どうして手皿が
マナー違反なのでしょうか
日本人は昔から食べ物は
「命を繋ぐ神聖なもの」との考えがあります。
その命を繋ぐ大切な食べものを
清潔な手で食べるために
食事の前におしぼりが出されます
食事の前におしぼりで手を清め
穢れや汚れを取り除いて綺麗にするのです
おしぼりで
せっかく清めた手で手皿をして
もし手の上に食べ物が落ちたら
手を汚してしまうことになります。
この清浄の文化があるのも理由の一つです
そして、最初にも言いましたが
和食は基本的に
器やお皿を持ち上げていただきますので
和食では皿を持っていただいても構いません。
大皿からは
取り皿に取ってからですよ~
お醤油などが落ちるのを防ぐためにも
小皿を持っていただくといいでしょう。
また、懐紙を用意しておいて
手に懐紙を添えていただくと美しいですね
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会