和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
本日は【箪笥の肥やし】について話しますね
箪笥の肥やしありませんか
私…結構あります(;^_^A
痩せたら着られるかなと思う服がいっぱい・・・
「物持ちがいいんです」なんて
言い訳をしたりしますが
先日の雨漏りで処分したけど
またまだ
実は、この「箪笥の肥やし」は
「不要なもの、無駄なもの」という意味で
使われることが多いのですが
本来の意味合いは違うのです
それは母心です
「娘が嫁いだ先で肩身の狭い思いをしない様に
無理をしてでも
箪笥一杯に着物を入れて持たせた」のです。
そこには
「嫁ぎ先で辛くなったら箪笥の着物を出して
初心を思い出して頑張りなさい」
「生活が苦しくなったときは、着物を売ってしのぎなさい」と…
娘の幸せを願った親心だったのです
そう思うと
箪笥の中にあるたくさんの着物は
親からの教え…
大切に育ててくれた感謝の気持ちなのですね
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会