和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
本日は【懐が深い】について話しますね
懐紙シリーズ(;^_^A
辞書で「懐が深い」を調べてみると
「相撲で、四つに組んだ時、胸のあたりが広くて
相手になかなかまわしを与えない」
「包容力がある」
「度量が広く、寛容である」と…
相撲の言葉だったとは
これは
二人の力士が両手を差し合って四つに組んだとき
まわしまでの距離が遠いことをいい
奥が深いことから
おおらかで包容力があるという意味に
使われるようになったようです。
「懐が深い」の語原としては
着物の懐(胸のあたり)に
財布を入れていたことに由来するようです
それは
「大事なものを入れる場所が深い」=「心の容量が大きい」
という意味になったのですね。
また「懐が深い」には
「器が大きい」という意味も含まれています
小さなことを気にせず
おおらかで太っ腹
他人を許すことができる包容力のある人なのです。
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会