2025年12月7日
紀伊国屋サザンシアター
マチネ公演
こまつ座の公演を初めて観た。
出演キャストの中で存じ上げている方は、眞島秀和さんと山西惇さん。
普段地上波ドラマや映画でしか拝見していなかったけど、改めて、俳優さんってすごいなぁと思った。
ストーリーもとても良かった。
親や自分の老い、これからの人生、色々なことが現実的な悩みとなって現れ始めている年頃の自分と親友にとって、心に染みる作品だった。
1幕は特に大きなことが起こらず、平々凡々な家庭の日常をテレビで観ているような感覚だったけど、それがあってこそ、2幕での苦境が引き立っているように感じた。
笑いあり、辛さあり、希望あり。人生ってそういうものなのかも。
今まで数えきれない程の人達が、生まれて、生きて、亡くなっていった。
そのひとりひとりに人生があり、苦あれば楽あり、懸命に生きていた。
私も生きて去っていく数えきれない人々のうちのひとり。
生きていくのって簡単なことでは無いけれど、これまでなんとかかんとかやってこられたんだもの。
これから先、これまで以上の苦境が訪れるかもしれない。というか、避けられない苦境が必ず来る。
そういう苦境も含め、いつか自分に訪れるその日まで、色々なことを噛み締めながら生きていこう!
あと、石川啄木は若かりし頃テストのために覚えたぐらいの記憶しかなかったけど、彼の人生を垣間見て、どんな詩を書かれてるのかなぁと興味を持った。
舞台って、色々なことを感じるだけじゃなく知識欲も湧くため、本当に素敵だなぁ☺️
本作の中で印象的だった言葉⬇️
(正確なセリフではない💦)
●色々なものが人を裏切るけれど、絶対に裏切らないものがある。それは時間だ。時間は必ず全てを解決してくれる。
●女には仏と鬼がいる。鬼が仏に変わる時をじっと待つのだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
観劇後、高島屋でスパニッシュを食べた。
昨日、観劇後に浴びるほど飲んでガッツリ二日酔いのため、今日はアルコール少なめ🤣
可愛いボード🎄
ヴィーニャオターノ(右)
獅子唐のフリット、タラのクロケット
トマトとサワークリームのブルスケッタ
魚介のパエリア
アルフォンソ オロロソ(シェリー酒)


















