4/14鑑賞

 

田村由美さんの「BASARA」「7SEEDS」「猫mix幻奇譚とらじ」が大好き。

 

「猫mix幻奇譚とらじ」は未完結で、2020年9月に13巻が出て以来一向に新巻が出ないもんで、3年半もの間ず~っと心待ちにしている。

 

そんな中、とらじから十数年後に連載が始まった「ミステリと言う勿れ」は順調に進んでいる。非常に勝手な希望を言わせてもらうと、とらじを優先してほしいよー;;

 

田村由美さんにしてはちょっと珍しいストーリー&キャラ設定で、絵柄も変わりつつあるし、若干説教くさいところが好きではないんだけど、なんやかんや1巻からずっと読んでる。

 

一昨年だったか?本作のドラマが始まって試しに観てみたら、整と大隣警察署の連中のイメージがあまりにも違ったため、1話の最初の方で断念してしまった><

 

とくに整。原作では、ぽわ~っと天然なイメージだけど、ドラマだとキョトン顔で嫌味に感じるほどの理屈を並べ立てている感じが私にはダメだった…。

 

が、映画の予告が面白そうで興味を持ち、「ミステリと言う勿れ」ではなくひとつのミステリー映画だと思って観ればいけるかも!と思い、鑑賞してみた。

 

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あらっ!?結構面白かった!!映画だとなぜか整をこれはこれとして受け入れられた。ふっしぎ~!

 

火サスとミステリーホラーを混ぜたようなストーリーが私好みで、大金持ちの遺産相続争い&蔵&鬼の描写はテンションが上がった。

 

最初に出てきた瑛太の金髪ストレート姿が地味にじわりつつ誰かと思ったら、ガロ役かい🤣更にじわったwww

 

そして、滝藤さんがいちいち私を泣かせにきた😭あの笑顔はずるい。いち映画視聴者で赤の他人の私とて、滝藤パパが恋しくなるわw

 

カウンセリングについて、整のこのセリフがすごく良かったなぁ。

(アメリカでは)人の弱さを認めてるから。

 

人は弱くて壊れやすくて

病むことも倒れることもある。

それが当たり前だと。

だから修復する、治そうと思う。

それが出来ると信じている。

 

翻って日本では弱さを認めない。
弱い者は負けで壊れないのが正しい。
壊れたら退場で悩むことすら恥ずかしい。
相変わらず根性論です。

 

弱くて当たり前だと誰もが思えたらいい。

 

気が向いたら、もう1回ドラマにチャレンジしてみようかな~と思った。