4/11読了

 

鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。

角島(つのじま)・十角館の惨劇を知る江南孝明(かわみなみたかあき)は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。

館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。

閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!

 

綾辻さんの小説が大好き。

 

個人的には「Anotherシリーズ」が一番好きだけど、綾辻さんと言えばやはり外せない「館シリーズ」もとっても面白い。潔が良いキャラしてるんだよね~😌

 

館シリーズは、今まで「十角館の殺人」「迷路館の殺人」「水車館の殺人」「人形館の殺人」を読んでいる。本作「時計館の殺人」はシリーズ5作目。

 

huluオリジナルドラマ「十角館の殺人」を観たら、久々に館シリーズを読みたくなって、続きを読むことにした。

 

いや~、やっぱり面白い!!!

 

表紙→目次をめくると、いきなり27人もの主要登場人物紹介と、時計館(新館)と時計館(旧館)のくっそややこしい平面図が出てきて、くじけそうになった魂が抜ける

 

27人て😨下手したら1クラスの人数やんw

 

登場人物を覚えられる気がしない…と思いながら読み進めていると、不思議なことに少しずつ覚えられていき、上巻を読み終わる頃には大体問題なく読めていた。綾辻さんの文章力、すごいなぁ。

 

上巻から人がジャンジャン殺されていくっていう、驚きとも予定調和とも言える展開。

 

背景や動機はなんとなく察しがつくものの、犯人に関してはミスリードが多そうで今のところ見当がつかず。

 

綾辻さんだから、この先アッと驚くストーリーが待っているんだろうなぁ。

 

旧館はクローズド・サークルになってしまっているけど、新館に潔がいるから、きっと潔がなんとかしてくれる!!と信じて、ワクワクしながら下巻を楽しもうラブラブ