3/10鑑賞

 

 

本作は今回4回目の鑑賞。定期的に観たくなるんだよな~!

 

大好きというよりは、とっても癖になるというか。とにかく急に欲して観ちゃう。

 

・テールのヒトとしての強さ

・人間のたくましさと脆さ

・ドラーグ族のミステリアスさ

・惑星自体のSF感(土地や生物)

・音楽や不思議な効果音

・世界観や概念やテーマ

・外国の絵本のような独特な絵

・展開が速いながらも大切にされている間

 

に魅了されている。

 

人間って奇跡のようによく出来ている生体だと思う。身体や脳の進化と意欲と学が人間社会をここまでにしたんだろうなぁ。

 

でも長い歴史と進化を辿れば、奇跡じゃなくて必然だったんだろうな。そのこともすごい。

 

そんな風にすさまじい発展を遂げている人間だけど、宇宙規模でみたら井の中の蛙なのかも?

 

もし人間よりも遥かに高度な生物および生態系があったとして、いずれその存在と人間が対峙する時がきたら、その時人間は、地球は、どうなっちゃうんだろう。

 

フィクションだからロマンを感じられるけど、実際そうなったらたまったもんじゃないよね!

 

・・・・・・・・・・・・・

 

本作は色んな面で癖があるから、人によって評価が分かれる作品かもしれない。

 

私に関しては、既に4回観ている時点でこの作品の虜なのかもw

 

ドラーグ人の瞑想の真実のシーンがなんともミステリアスで一番大好き。

 

1973年という時代だからこそ、このような作品が作れたんだろうな。もし今このような作品を作ろうとしたら、多分全然別物になるはず。

 

そういう意味でも奇跡のような作品だと思う!

 

・・・・・・・・・・・・

 

似た系統だと「JUNK HEAD」、「クー!キン・ザ・ザ」などがある。特に「JUNK HEAD」はものすごい作品。

 

いずれも特異な見た目をしてるから最初は受けつけないかもしれないけど、本当にすごい作品だと思う。(「クー!キン・ザ・ザ」は自分の感想を読んでみると気に入らなさと不思議な魅力が同居していたようだけどw)

 

JUNK HEAD:日本観

ファンタスティック・プラネット:フランス観

クー!キン・ザ・ザ:ロシア観

を感じるんだろうな。

 

同じSFでも、お国柄の違いがしっかり作品に表れているって面白いアップ