3/31鑑賞
「オキュラス」を観て、その時代その時代で人がどうすることも出来ない圧倒的な穢れに触れてしまった良質な和製ホラーが観たくなった。
色々探してみるも、ここ数年のしょぼい和製ホラーが溢れ返っていて、なかなか見つからず。
最近どうしちゃったの?このまま和製ホラーが衰退していくことになったら結構悲しい😢
だから前に観て好きだった作品にしようと思って、「来る」と迷って「残穢」にした。
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「語っても聞いても祟られる」
この怖さたるやいなや。
音は怖いけどジャンプスケアはほぼ無く淡々と進んでいく。しかし不気味さは終始に渡り漂っていて、話が進んでいくにつれその濃度がじわじわと上がっていく。
丸く収まったかと思いきや…。
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結構良い俳優さん達が出てるし、特に竹内結子さんはこの役にぴったりの演技で、なんかちょっと切なくなってしまった。
私が今住んでいる場所は、私の前はどうだったの?その少し前は?そのもっと前は?そのもっと昔は?
なんてことを考えると自分にだって起こり得ることで、とても他人事では済ませられないよな~。
引越しを検討する時は、少なくとも大島てるで周辺を確認するぐらいはしておこうと強く思った。
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ホラー作家や編集者などが、読者の投稿や小耳に挟んだネタをきっかけに、その背景・経緯・真相・波及性などを調べていくにつれ、ついに自身にも影響が出始める。
といったモキュメンタリーホラー小説が大好きで、結構読んでいる。
残穢は未読だから今度読んでみよう!