1/8鑑賞

 

グロいシーンが多そうだから小説も映画も手をつけていなかったけど、どちらも気になっていたからまずは映画から観てみた。

 

さ、さ、さえちゃんっガーンなんて目に…えーん

↑「架空OL日記」が大好きな私


やはり、とってもグロかった…。グロいというかエグい。ちょっとどぎつ過ぎる。焦点ずらしたり薄目で見たり目を伏せたりと忙しかったわ><

 

そういうシーンをここまで丁寧に描写する必要はあったのかな…?

 

こういう作品を観る度に思うんだけど、スプラッター等の過激がテーマな作品は需要と供給が成り立ってるから良いけど、それ以外の系統であまりに激しい描写を丁寧に作り込み過ぎるのはどうなのかなぁ。

 

平気な方もたくさんいるだろうし、そういうシーンがあってこそ残虐さが引き立ってメッセージ性がより強まるみたいな見方も出来るんだろうけど。

 

個人的には超苦手>< これからも目を伏せたりしながら観るけどね!!

 

グロさについて切々と綴ってしまったw

 

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次に印象的だったのが、阿部サダヲさんの演技。それなくしてこの作品は描ききれなかっただろうなって位ぴったりはまってた。

 

今まで観た中だと「彼女がその名を知らない鳥たち」が強烈だったけど、本作はまた違った意味でとっても強烈だった。

 

ターゲットに近付きつつ、さり気なく爪をじ~っとチェックする表情が一番ゾッとした。

 

自分の思いのままにならないと分かった瞬間の表情の豹変が怖かった。喋り方はそんなに変わらないのにすごいなぁ。やっと榛村の素の顔が見られた気がした。

 

これはフィクションだけど、マインドコントロールだったり、異常な意図を持って人の懐に入っていくのがうまい人って現実にも確実にいるんだろうな。怖い世の中だわ。

 

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怪しげな描写がいくつか盛り込まれてたからラストはそこまで驚かなかったけど、なんだか後味の悪い終わり方だった><

 

「親から抑圧された子供は、総じて自尊心が低い」←これに尽きる。

 

グロい描写は嫌だけど、覚悟が決まったらいつか原作も読んでみたいなぁ。