こんにちは!モテる!社労士、エリザベス・マスクメロンです♪
お天気があいにくの週末。
以前から観たかった映画「ブラックスワン」を観てきました。
えーと、画像とかポスターを貼り付けたいのですが、やり方がわからないので
画像なしで参ります。
観たいと言っていたわりには、ストーリーなど詳しいことはよくわかっていなかったので、あちこちで
「ブラックスワンはホラー映画だ」
と言われているのがよくわからなかったし、
「バレエ映画なのに、なぜ18禁?」
というのもわからなかったのですが、観て納得。
はい。ホラー映画でした。
18禁、はい。そうですね、アレはそうですね。そうなりますね。
主役のナタリー・ポートマンは、この映画でアカデミー賞主演女優賞を受賞したそうです。これも納得です。
さて、あらすじはと言いますと、
ナタリー・ポートマンが演じるニナは、バレエダンサーです。
元バレエダンサーの母親にスパルタ的に育てられ、バレエ一筋の人生を歩んでいます。
それまでは、群舞までしか選ばれていなかったのですが、白鳥の湖のプリマドンナに抜擢されます。
しかしこの白鳥の湖、純潔なホワイトスワンと邪悪なブラックスワンの二役を演じなくてはなりません。
努力家でまじめ、繊細で緻密なニナは、ホワイトスワンはまったく問題がないのですが、邪悪なブラックが全然踊れなくて悩みます。
「もっと強く、官能的に、リアルに! 情熱的に! 誘惑しろ!」
演出家には責められ、自分でもうまく踊れないことに苦しみ、あせり、絶望的になっていきます。
さらにプリマドンナとしてのプレッシャー、自由奔放で官能的な黒鳥にぴったりなライバル出現などもあいまって、ニナはだんだん精神的に壊れてしまい、そして・・・・・という、サイコ・サスペンスというか、ホラーというか、
とにかく、コワイのです。美しいだけにコワさ倍増。
なにがコワイって、まずスタートからどきどきしました。
新しいトウシューズをおろしたのだと思いますが、それを自分の足になじませるため、シューズの底を鋏で傷つける?場面。
えっ?と思ったら、向こうから自分が歩いてくる場面。ドッペルゲンガーだ!!
おまけに、ストレスを抱えると、どうやら寝ている間に自分の身体を傷つけてしまうらしく、気がついたら背中に引っかき傷が!!
それに気づいたママが、
「またやったのね、爪を伸ばしているからよ!出しなさいっ!!」
と、ニナの爪をいきなりがんがん切るのです。
爪を人に切ってもらう、これ、すごくコワイ。
しかもエキセントリックな母親が感情的に高揚しているものだから、
あああ~見てるだけで気が気ではなく、すでに半分目をつぶりたくなってきます。
「自分でできるからママプリーズ」
ニナは涙ながらに訴えるのですが、母親は許してくれません。
しかも音も効果的。ぱちん!ぱちん!そして、あっ!!!きゃ~~
でも、後でニナが自分で爪を切るシーンがありましたが、それはもっとこわかった。
いやいやいや、それにしても、ナタリー・ポートマンはすごい女優になりましたね。
「レオン」で愛くるしいデビューを飾ったときも、これはタダモノデハナイと思いましたが、見事に才能を開花させていました。
いや、むしろ「レオン」の印象が強かっただけに、感動でした。
そして、ライバルの出現。落ちぶれていく元プリマドンナの哀しい行く末・・・。
じょじょにニナの精神はおかされていき・・・・。
そして感動的な、あまりにもすごすぎるラストシーン・・・。
もうね。いちいちどきどきして、ぎくっとして、いらいらして、びくびくして、ぎゅっと抱きしめてあげたくなったり、おおお~とのけぞったりして(笑)、
ああ、これ以上は書けません。ご自身で映画館でご覧になることをオススメします。
間違いなく、今年のナンバー1の映画になると思います。
聞けば、ナタリー・ポートマンが1年以上バレエレッスンを続け、10キロ以上痩せて身体づくりをして、撮影に臨んだのだとか。
すごくしなやかな身体は、まさに鍛え抜かれたバレリーナそのものでした。
もちろん、前編通してナタリー・ポートマンが踊りぬいたとは思いませんが、すごく努力したのだと言うことは観ていてわかりましたし、プロ根性もひしひし伝わってきました。素晴らしかったです。
ぜひぜひご覧になってみてください。後悔しないと思いますよ!
ところで、ナタリー・ポートマン、なんだかオードリー・ヘップバーンに似ていると思ったのはわたしだけでしょうか??
それではみなさま、ごきげんよう♪