「ほーしゃのー」が怖い
これは悪い冗談だろう、と思った。ごく一部なのだろうが、複数の場所で、福島県から避難してきた人々に対して拒否反応(単刀直入に言って、これは「差別」だ)が起きている。
「福島ナンバー拒否、教室で陰口…風評被害に苦悩」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110421-OYT1T00520.htm?from=top
「福島の避難住民に『放射能差別』 女児が診療拒否される」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0415&f=national_0415_203.shtml
きっと、原爆やチェルノブイリ原発事故などとのイメージが重なり、みんな、なんだかよく分からない、目に見えない「ほーしゃのー」が怖いんだ。「放射能」と「放射線」と「放射性物質」の違いなんて知ったこっちゃない。僕が子供の頃、テレビに近づいて見ていたら、祖母から1m以上離れるように言われた。なんでも祖母によると、テレビから1m以内に近づくと、テレビから「ほーしゃのー」が出ているから危ないんだそうだ!もしかしたら「電磁波」と混同していたのかもしれない。昔の話だが、学生実習でリン32やトリチウムを使っていた自分の方がもしかしたら被曝量が多いかもしれない。しかし、正しい知識を持っているはずの医療機関までもが差別をするなんて、いったい何を勉強してきたんだ?と言いたくなる。医療人は命を守る立場にある人々だという見方は外部からの押しつけだろうか?