これでもかっちゅーほど食べ歩いた最後の締めは、銀座に戻ってのこちーら!!
『カフェーパウリスタ』さーん!!
喫茶店の歴史を語る上で、外せないこの店の一部始終をお見せしよう!
1.銀ブラ発祥!!
銀ブラ、この言葉の意味を知るまでは、
『銀座でぶらぶら』だと思っていた。
が、本当は、
『銀座のパウリスタでブラジルコーヒーを飲む』
なんである。
ここの店は、創業は明治に遡り、
ブラジルコーヒーの販売権をもらったことからスタートする。
今やスペシャリティコーヒーなど、本格的なコーヒーを提供している店が増え、今でこそ身近なものになったのだが、
その先駆け的存在であり、後の喫茶店のモデルを作り上げたと言っても過言ではないのだ!
当時のまま残っているわけではないが、
当時の面影を残しつつ、あの銀ブラを体験できるのは、なんとも贅沢極まりないことではなかろうか。
あの落ち着きある色の家具、
その当時の古き良き時代の写真、
当時そのままの食器達、
ブラジルの国旗、、、などなど。
一歩店内に入れば、
この銀座ノスタルジー時間に一気に引き込まれてしまえばえーじゃないかっっ!!
2.さ、銀ブラしましょー!
早速歴史を喰らいに参りますか!
と、いうことで、あの、ジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻も愛したというブラジルコーヒーちゃん達との巡り合いの始まり、である。
一口飲んだ瞬間、口の中一杯に広がる甘さワールド!!
ほんのり酸味が締まりを効かせながら、鼻にぬけーる爽やかな珈琲のかほーりが、癒しを与えてくれるのであった。
・オールドパウリスタ
森の~とは、全く異なる苦味先行型。
コクや重みがマシマシ、そのため、
一緒に頼んだモンブランちゃんの優しい甘さがより旨さを加速させるのである!
これが、まさーに!
当時の銀ブラ体験!!
かの文豪達もこの味に酔いしれながら、これから生まれる名作を創造していたのかもしれない。
なんて考えてみたりすることも、また、楽しい時間である。
最後に、レジで、銀ブラ証明書
なるものが発行され、
アミューズメントパーク的充実を感じることができたのである。
総評==============
本格的コーヒーを広めることになった元祖ともゆうべき店で、
銀ブラを体験できること、
まーさーに!歴史を喰らうひととき、
プライスレス!!
上野の喫茶店発祥地は、すでに店としては現存しないわけで、
喫茶の歴史的価値のあるこちらは、これからもずっと残っていてほしい。
そう、心から願いつつ、店を後にするのだった。
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☆総合評価
3.3
☆既食メニュー
オールドパウリスタ
☆ネタポイント
銀ブラ!
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続く。