一年ぶりの書き込みです。
先日、都内のおしゃれなアパートの見学会に参加しました。
普通は新築物件しかこの様な催しはやらないのですが、今回は築10年から20年ほどの物件が中心でした。
何故なら、この物件は味わいのある左官仕上げの外観なので古さを感じない。
だから長い間良い状態を保てるので結果的にコストが安くなるとのこと。
ところが、実際に物件を見ると外壁のあちこちに黒ずみや雨の跡が目立ちます。
自慢の中庭も狭い空間で日当たりが悪い。
見学後、一緒に行った仲間と焼き鳥屋で感想を聞いたら同じことを思っていました。
もしかして、この外壁はクリーニングできない素材なのかと思い、
主催者に問い合わせたら高圧洗浄可能との返事でした。
知らずに経年劣化
この原因はオーナーは毎日のように物件を見ているので経年劣化に対して鈍感になっているからです。劣化の変化がとってもゆるやかなので気が付かないのです。
また、汚れがついても見慣れてくると汚れと認識しなくなります。
こんな状況で空室が埋まらなくてもオーナーはその原因がわからないケースが多くあります。
経年劣化に気を付けよう
やはりオーナーは自分の物件の状況を客観的に眺める習慣を付けなればいけません。
そして早めにメンテナンスすることが大事ですね。