「白鳥礼子さん、こんにちはカモネギ太郎です」
「おや、太郎さん、このところ熱心だねえ」
「あ、僕の近所の美味しい和菓子屋さんのどら焼きです」
「あれえ、ありがとね」
白鳥礼子さんは甘いものが好きな様でとっても喜びました。
「実は、お願いがあってやってきました」
太郎さんは自分の物件に客付けをお願いしたいと伝え、タヌキメイトの作成した募集チラシを見せました。
「おや、田舎には珍しいおしゃれなアパートだんべえ」
「はい、東京でも人気のデザインです。南手取近辺には唯一の物件です」
「そうかい、それじゃちょっと見学させてくれないかい」
太郎さんは、白鳥礼子さんをビバリータヌキまで案内しました。
太郎さんは白鳥礼子さんと一緒に建物の前に来ました。
「白鳥さん、ここが僕のアパート、ビバリータヌキです」
「建物の色は精悍さを表すグレーイッシュブラックです。このホワイトのロゴがおしゃれでしょう」このセールストークは鎗手加奈さんの使ったものをそのままパクりました」
「太郎さん、なにやわからない文句を言ってるけど、なかなかおしゃれな外観でないかい」
「ありがとうございます」
エントランスに入りました。きちんと清掃され清潔な感じです。勿論太郎さんが事前に掃除をしたからです。
そして、エントランスを抜けて部屋に案内しました。
室内はエアコンが効いて室内の温度を快適にしていました。
太郎さんは部屋に入るなり冷蔵庫からペットボトルのお茶を出し、白鳥さんに渡しました。
「暑い中、ありがとうございました。冷たいお茶で喉を潤してください」
「ありがとうさん。気が利くねえ」
白鳥礼子さんはすっかり気に入った様です。
「いやー、すんげーでないかい。田舎にはまれなおしゃれアパートだべ」驚いた様に礼子さんは叫びました。「まわりにはシマシマ模様のアパートばかりじゃけん、これはスンバらしいだんべえ」部屋を一通り観察した後、白鳥礼子さんはそう言いました。
太郎さんは「やった」と心の中で思いました。
どうやら気に入って貰えたようです。
つづく



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