12月のある日、太郎さんは税務署から手紙を頂きました。
開封してみると不動産取得税の請求書でした。
あれ、不動産取得税って未だ払っていなかったのかなあ?
太郎さんは最初に払った契約費用に含まれているものだと勘違いしていたのでした。
税額を見ると驚きの70万円です。
それを見たとたん、太郎さんは全身の力が抜けて床に座り込んでしまったのです。
アニキどうしたの
あわわ、こ、腰が抜けた 花子肩を貸してくれ
太郎さんは思わぬ税金の出現にびっくりしました。
不動産取得税は忘れたころにやってくると言われます。
多くの人が、購入してからその存在が忘れられているころに来るのです。
そして、それを皮切りにして次々と税金が押し寄せます。
太郎さんは慌てて銀行まで行き記帳して残高を確認しました。
太郎さんの通帳
貯金残高を見ると未だ100万円を大きく超えていました。
でも、今70万円を支払うと残りは45万円しか残りません。
税金の納付締め切りは一か月後の1月中旬です。払うのは納付期限ぎりぎりにしようと思いました。結局は払わねばならないのでせめてもの空しい抵抗です。
その翌日、太郎さんは粕壁さんに電話しました。
粕壁さんは太郎さんと同じ多貫エステートから新築物件を購入した先輩です。
「粕壁さん、税務署から不動産取得税70万円もの請求が来ました」
「そうか。確か買ってから半年後に納税だから僕の場合と同じだね」
「粕壁さん、僕そんな事知らなかったのでびっくりです。折角貯めた貯金がこれでだいぶ目減りしていしまいます」
「そうか。僕は事前に調べてそのお金は準備していたんで問題なかったけどね」
「そうかあ、粕壁さんは賢いなあ」
「太郎さん、これって常識だと思うよ。こんなのは序の口で、これからは続々と税金がかかるんだ。 例えば来年3月には確定申告、5月には固定資産税、6月には住民税の納税があるのだ」
「あ、そうかあ。すっかり忘れてました」
「おいおい大丈夫かい? 確かに初年度は税金がかからないけど、翌年からは税金の支払いが大変なのだよ」
「そうかあ。困ったな」
「太郎君、どうやら税金のことに詳しくないようだね。だったら税理士の先生に相談した方が良いよ。税理士の報酬は経費で落とせるから」
「でも、税理士の先生なんて誰も知りません」
「そういえば僕の大学時代の先輩が先日税理士の資格を取って事務所を開業したばかりだ。その人で良ければ紹介するよ。駆け出しだからきっと報酬も安いと思う」
「そうですか。宜しくお願いします」
こうして太郎さんは税理士の先生を紹介して頂けることになりました。
「( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \、
税理士の先生がバックにいれば鬼に金棒だい。これで今後はしっかりと節税できるぞ」
太郎さんはそう思いました。
しかし
続く




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