6月15日(水) 14:20-15:10 賃貸住宅フェアで講演します
内容 カモネギ脱出ゲーム体験
場所 東京ビッグサイト
詳細はこちら
http://www.zenchin.com/fair2016_kaisai/tokyo/
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それを聞いてマドンナ大家さんが言いました。
「ガラスのシャワー壁、誰かに見られているようで恥ずかしいわ」
「一人暮らしだから関係ないだろう?」太郎さんはそう答えました。
「でも、やっぱり恥ずかしいわ」
他の人もいろいろ気になった点を言ってきました。
「エアコンサイズが小さいですね。この部屋はロフト付きで天井が高いので冷暖房の効率が悪いから大型のものでなければクレームが来そうです」
「エアコンの位置が低くてロフトに風が届かないですね。きっと夏場のロフトは暑くて眠れないかもしれません」
「隣の塀が高く一階の日当たりはかなり悪そうです」
「ベランダが狭く物干しがやりにくいなあ」
「キッチンと洗面化粧台を統合したのは不便そうキッチンに歯ブラシ置くなんて不潔」
「やっぱりシャワーだけでなくて浴槽がないとねえ」
皆さん、酔いが回ってきたせいか遠慮ない意見が飛び出してきました。
そして、それらの意見が出た後に鉄道さんがまとめるようにこう言いました。
「太郎さん、これらは図面の段階できちんとチェックしないといけないんだよ。中古物件だったら既存の間取りや設備を変えるわけにはいかないけど、新築の場合は最初から設計できるからそれが可能だね。だから後々まで競争力のある建物にしなけりゃいけないね。」
あわわわ
太郎さんは慌てました。確かに言われてみればいろいろ問題となる部分があります。
とは言っても、この物件は多貫エステートの建売を購入したために自分が自由に設計した訳じゃありません。
本来ならば図面を見た段階で問題点に気が付き出来るところは修正すれば良かったのですが、当時は加奈さんのセールストークに惑わされて正確な判断が出来なかったのでした。
すでに出来上がった建物では変えることは無理です。
思い返せば、太郎さんは加奈さんにポーッとなり建物についていろいろ考えることをしていませんでした。頭にあったのは利回りだけです。入居者に対して快適な住まいを提供するという当然の事をなにも考えていなかったのです。
こんなことで果たして賃貸経営がうまく出来るでしょうか?
つづく


カモネギ脱出ゲーム開催予定


