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こんにちは。茂助です。
いつもカモネギ太郎物語ご愛読頂きありがとうございます。
いよいよ加奈さんと楽しいドライブの始まりです。
太郎さんはウキウキとして車に乗り込みました。
さて、その後どのような展開になるか?

お楽しみに

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太郎さんは加奈さんの車に乗り込みました。これからしばらくはドライブ出来るかと思うと嬉しくなって鼻の下が延びてきました。

 

加奈さんも車に乗り込み、サングラスをかけ帽子を被りました。

「オープンカーなので高速道路では風で髪が乱れますので、帽子を被らせて頂きます」

 

車はやがて高速道路に進入しました。道路は空いていて殆ど車が走っていません。

加奈さんは追い越し車線に入ると同時に一気にアクセルを踏み込みました。

さすがアルファベンベです。一気にスピードを上げて他の車を追い越して行きます。

 

でも、太郎さんは快適どころかこのスピードで恐怖を覚えていました。

「加奈さん、スピード出しすぎじゃない?」

「え、聞こえません」

風切音が激しくて十分会話が出来ません。

 

太郎さんが運転席のスピードメーターを見ると180キロを超していました。

それを見て太郎さんの顔がみるみるうちに青ざめて行きます。

槍手加奈さんはそれでもスピードを緩めません。

 

しばらくして加奈さんはパーキングエリアで休憩しました。

車が停まった時、太郎さんは一気に疲れが出ました。

 

太郎さん、大丈夫ですか。

太郎さんの顔が青ざめているのに加奈さんが気が付いたのです。

 

加奈さんは自動販売機から缶コーヒーを二つ買って一つを太郎さんに渡しました。

太郎さんはそのコーヒーを飲んでやっと落ち着いたのです。

 

「だ、大丈夫です。でも、加奈さんって飛ばし屋ですね。僕は100キロ以上出したことがないので怖かったです」

 

「そうですか。太郎さんに怖い思いをさせてしまってごめんなさい。でも太郎さん、アルファベンベの真価を発揮できるのは150キロを超えてからなんです。折角のドライブなのでスピードを出さなければ楽しくありませんよ」

「父はもっとスピード出しますよ。この車のメーターは250キロまでありますから」

 

「ひえー」

太郎さんは加奈さんの車に同乗したことを後悔し始めました。

 

やがて雨がぽつぽつ降りだしてきました。

「あ、雨だ」どうやらにわか雨の様です。

どうやら天気予報は外れた様です。

 

つづく

 


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