槍手 次は寝室エリアです。
この部屋はロフトを採用しています。これにより実際の床面積より広い生活空間を確保しています。
ロフトは安眠できる様十分な広さを確保しています。特筆すべきことは使いやすさです。スキップフロアなのでロフトとの高低差が少ないため昇降は非常に楽です。
槍手 そして、このロフトは快眠ロフトと呼ばれていて画期的な機能があるのです。それは天井に100匹の羊の絵が描かれています。天井の羊を「羊が一匹、羊が二匹」と言うように数える事により誰もが深い眠りに包まれるのです。
太郎 100匹数えても眠れない時はどうするんですか
槍手 その時はもう100匹数えれば良いのです。
太郎 なるほど
快眠ロフトと言われ太郎さんは期待しましたが、実際の説明を聞くと大した機能ではない気がしました。
槍手 最後に部屋全体のインテリアデザインについて説明させて頂きます。
インテリアはスタジオ木恒自慢のセンスあるデザインです。
特にアクセントクロスはお客様の好みに応じたデザインに貼り換え可能で、他の建物との差別化に成功しています。
槍手 こちらはサンプルです。
外国人向けの歌舞伎柄
ヤングマ向けのYMCA柄など豊富に取り揃えてあります。
太郎 あのー、ヤングマン向けってなんでYMCAですか?
槍手 これは社長のご意見を取り入れたのです。昔といっても30年くらい前に西城秀樹と言う歌手がヒットさせた歌の題名です。
太郎 そんな歌知らないなあ。
槍手 (ちょっと困った顔で)まあ私の個人的意見ですが、確かに違和感ありますね。
槍手 まあそれはさておき、中でも一番のお勧めは、スーパーホワイトです。
アクセントクロスと言うと華やかな色を想像しますが、こちらはシンプルイズベストです。純白は純潔の色。迷っているお客さんにはためらいなくこちらを薦めます。
カモネギ様、いかがでしょうか?
太郎 スーパーホワイトってただの白い壁紙ではありませんか?
槍手 違います(キッパリ)。一見同じように見えますが、通常の壁紙は量産ものと言われているものを使用しています。でもこの壁紙は1000番台と呼ばれている高級品です。
また、ありふれた白の様に見えますが他社の壁紙はベージュとか他の色が混ざっていて本当の白ではありません。弊社のは純白なので全く違うものなのです。
太郎 そうかあ。一見同じでもいろいろと考えらえているんですね。素晴らしいなあ。
槍手 そうですか?そういって下さると嬉しいです。
この部屋は確かに斬新な間取りや設備が自慢の様ですが、本当にこれがお客様に受け入れられるでしょうか?少しピントの外れたところもあるような気がします。
確かに東京都世田谷区では好評だったかも知れませんが、チバラギ県にこの斬新さが受け入れられるでしょうか?
でも、カモネギ太郎さんはすっかり気に入った様子です。
太郎 ところで、このアパートの価格と利回りは幾らですか?
槍手 それはですね。
いよいよ一番大事な価格の話に進んできました。
これだけの機能豊富なデザイナーズ物件、一体いくらで買えるでしょうか。
つづく
カモネギ脱出ゲーム開催予定







