前回のあらすじ。

投資用不動産購入の為に内見に来たカモネギ花子さん、待ち合わせしたほんにゃら不動産の横縞さんが美人の女性を同伴して現れました。

 

 

一同      あ、すごい美人だ。

 

カモネギ太郎さんは鼻の下が長くなりました。

 


横縞      すいません。遅くなりまして。

こちらにいらっしゃるのは売主の平鳥麗子さんです。

 

太郎      あれ、売主さんですか。よろしくお願いします。

でも、売主さんが直接いらっしゃるのは珍しいですね。

 

横縞      今回、麗子さんはこのアパートの素晴らしさを直接説明したいという事でお見えになったのです。

 

麗子      私、平鳥麗子よ。よろしくね。

 

花子      はい、こちらこそ。私がカモネギ花子、こちらは兄の太郎、そして大家先輩の茂助さんです。

 

麗子      ほほほほほほっ。あんたが私のアパート買いたいの?

未だ若いじゃない。お金あるの?

 

花子      あんまりないんですけど。融資が降りれば大丈夫です。

              それと宝くじが当たれば現金で買えます。

              昨日それに備えて10枚買いました。ほらっ。

 

と言ってカモネギ花子さんは宝くじをポケットから出して見せました。

 

 

麗子      ほほほほほほっ。面白い女の子ね。

私のアパートは立地も良いし買い得なのよ。だから値引きは一切なしよ。

 

花子      はい。わかりました。

 

麗子      それじゃ部屋を見てね。横縞さん、案内してあげて。

 

一同横縞さんの後についてアパートの中に入りました。

途中、カモネギ太郎さんが茂助さんに小声で話しかけました。

 

太郎      茂助さん、なんか横柄な口の利き方をする大家さんですね。

昔、マンガで読んだ白鳥麗子にそっくりですね。

 

茂助      そうだねえ、お金持ちのお嬢さんだから世間知らずのところがあるねえ。

美人なのに残念。

 

花子さんは歩きながらアパートの共用部を改めて眺めましたが麗子さんが自慢するほど良いアパートには思えませんでした。

 

やがて一行は突き当たりにある部屋に入りました。

横縞さんが鍵を開け、扉を開きました。

 

さて、一体どんな部屋でしょうか。

平鳥麗子さんが自慢気に言うのだからきっと素晴らしい部屋に違いありません。

 

つづく

 

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