前回までのあらすじ
物件調査の為に駅で待ち合わせた花子さん、お兄さんの太郎さんも一緒に来ました。
USP(差別化アイテム)について学ぶことが出来ました。
茂助 さて、駅前の印象はどうだい?
花子 べつにぃ普通の駅じゃない?
茂助 そうかい、お客様目線で観察してみたらどうかな?
例えば、若い独身女性がここで生活すると考えてみたらどうかい?
花子 うーん、ちょっと寂しいかなあ。
太郎 駅前にあるのは牛丼屋と整骨院、学習塾かあ。ちょっと寂しいなあ。
花子 おしゃれなカフェもないわ。駅前にコンビニもスーパーもないから会社帰りの買い物に不便ね。
駅の反対側はかなり賑わっているわね。
でも、反対側に行くには踏切を渡らなければならない。大きな駅だと自由通路があるんだけどこの駅はないのだねえ。
太郎 これは実際に駅まで来ないとわからないなあ。
茂助 そうだね、物件を実際に見ないでストリートビューだけで見た気分になっている人は要注意だ。
こんなケースは良くあるのだよ。同じ駅でも北口と南口では賑わいが違っていることはよくある事なのだ。
ただ、今まで開発が遅れている場合は将来再開発で大変身する可能性がある。これらについてはその地域の都市開発計画を調査することだね。
花子 なるほど、今が悪くても将来を買う事もあるのね。帰ったら調べてみます。
茂助さん、この駅前でUSPはあるんですか?
茂助 うーん、これじゃ無理だね。
茂助 それじゃ、物件まで歩いて行こうか。
太郎さん、現在の時刻を記録しておいてね。実際の所要時間を測るのだ。
花子 茂助さん、横柄(よこがら)不動産が車で迎えに来てくれるというのになんで断ったの?車で行った方が楽じゃん。
茂助 それはね、自分の目で確認することが大事だから。
不動産屋さんの車に乗ったら近隣調査ができなくなってしまうからね。
花子 そうなのお?メンドイわ。
茂助 だって車で行ったら入居者が普段生活する様子がわからなじゃないか。
現地確認で一番大切なことは「内見者目線で見る」ということなのだよ。
投資家としての目線も大事だけど、これだけではただのお金の亡者だ。
賃貸経営はお客様に快適な住居を提供して気持ちよく住んでいただいた結果として家賃を頂くものだ。だからお客様の目線で見なければならないのだ。
花子 そうかあ、考えてもみなかったわ。
3人は歩きはじめました。
つづく
カモネギ太郎·花子と学ぶ
茂助流不動産投資法



