啓蟄の日を迎えようとする3日、東京地方は雪に見舞われた。
朝、道を歩くとチェーンタイヤの危なっかしく回転する音がそこかしこで聞こえ、雪道に慣れない都会人が難儀していた。
寒い。
積もった雪は夜が近づくにつれ消えていき、イルミネーションに照らされた道が帰宅を急ぐ都会人を迎えていた。