東京中央区。
隅田川の流水が東京湾に到達する附近に勝鬨橋が架かる。
何十年か前はその上を都電が走りまた朝夕には中央部を跳ね上げて船舶を通過させていた。
橋脚上にある機械室を覗くと何個かの油圧計や運転レバーが今でも見ることが出来る。
往時に想いを馳せているとレールを軋ませながら走る都電の走行音、レバーやスイッチの操作音、橋が跳ね上がっていく時の大歯車の回転音などが本当に聞こえてくる様な気がしてしまう。