合格呪い | 本当にあった怖い話

本当にあった怖い話

本当にあった怖い話と意味がわかると怖い話を解説付きで書いています

中学時代の同級生に、Kという男がいた。
高校は違ったけど時々連絡は取り合っていた。
Kはある工業高校を出た後、ガソリンスタンドでバイトしていたが、本人としてはきちんと就職したかったらしい。
そのためには資格を持っていた方がいい、ということで、危険物取扱者試験を受けると言っていた。
その試験が終わってしばらくたったころ、漏れを含む中学時代の仲間で集まって飲んでいると、その中ではKと一番親しかったHにKからのメールが来た。

【危険仏合格。呪って! 】

「あいつバカだねー、危険仏って何だよ」
「呪って、って。祝って、だろ!」

とか、その場にいないKにつっこみを入れながらも、じゃああいつも呼んで祝ってやろう、ということになって、Hが場所を教えると、すぐ行く、という返事が来た。
が、深夜まで待ってもKは来なかった。
それもそのはず、その場所にくる途中で、Kはバイクがトラックに接触されて死んでいた。

で、あとから考えてみると、「危険仏」はともかく、「呪って」のほうは、いくら字が似ていても「祝って」と間違えるはずないんだよね。
読み方が違うんだから、変換しても出てくるはずない。