帰国子女 | 本当にあった怖い話

本当にあった怖い話

本当にあった怖い話と意味がわかると怖い話を解説付きで書いています

僕は米国ニュージャージー州のG市で中高6年間を過ごしました。
これはその時の話です。

僕は現地の中学校に通っており、普段はアメフト、野球などの運動部での活動がメインでしたが、若くワルぶりたい盛りの厨房だったので、不良グループとの付き合いもありました。
不良グループにはマーカス、PJという二人の兄貴分がいて、彼らがいつも酒、煙草、エロ本など御禁制品を提供してくれました。
車も持っていたので、ドライブに連れていってくれるときなどは僕らはワクワクしながら後部座席でマリファナを吸ったり、爆音でロックをかけて最高でした。

ある日、マーカスが「おい、お前らもそろそろ童貞を捨てたいだろ?」と僕らの悩みをズバリ突いてきました。
兄貴連中は女にモテていたけど、自分と仲間達はまだ女性を知らないままだった。
当然みんな首を縦に振っていた。
すると横から見ていたPJが「レディー・カメンスキーの家に行くか!」と唐突すぎる提案をしました。

レディー・カメンスキー、、、、、、
アボット通りのミス・カメンスキーと言えば町の誰もが好奇と侮蔑の混じったトーンで噂しあうような、そんな人でした。
彼女は、僕がこの町に越してくる数年前からアボット通りの外れに住み着いたらしく三十前半、後半だったかもしれません。
元売春婦とも雑誌モデルとも言われていた彼女は長い黒髪と豊満過ぎるボディ、やたら露出した服装で僕らのような子供にも話しかけてくるので、僕なんかは恥ずかしくてうつむいてしまうこともありました。
夫はいなくて数ヶ月ごとに違うボーイフレンド、それも見るからにいわくありげな、ヤクザ風や水商売風の男ばかり引っ張りこんでいるようでした。
そんなミス・カメンスキーはいつしか町の人々からレディーを冠して呼ばれていました。