あるカップルがハイウェイのてっぺんにある展望台に夜、バイクで向かっていました。見晴らしのいい展望台なので昔はすごく流行ったデートスポットだったそうです。
バイクは彼氏が運転し、後ろに彼女が乗っていました。
順調に道路をのぼります。彼女が「早く~」とせかすのでスピードをあげました。結構な速度がでています。その速度にもなれてきた頃、目の前からだんだんと近づいてくるものがありました。故意に曲げられた標識でした。このままでは彼の首は、はね飛んでしまいます。彼は必死の思いでかわしました。「あぶなかった…」と内心ホッとなり、またスピードをあげました。
そろそろ着くな…と思った頃、やけに自分の腹をきつくしめてくる感覚に気づきました。「そういえば後ろに乗ってたんだった…」しかし腹をしめてくるくらいだから大丈夫だろう。「安心しろ!そろそろ着くから!」と言いましたが後ろの彼女は腹をきつくしめてくるだけです…。そうこうしているうちに着きました。
彼がバイクから降りようとすると彼女の手が離れません…強引に手をどけて「どうしたんだ?」と聞きましたが反応はありません…。彼は後ろの彼女の肩をゆさぶりました……その瞬間…彼女の首がこぼれ落ちました…そして…目をキョロキョロさせ、「私…どう…したの…?」と彼に聞きました…。
彼はショックで入院し、退院してから数週間後…そのハイウェイの上からバイクとともに飛び降りました……………。
そのハイウェイには今こんな話があります。「フルフェイスのヘルメットをかぶった男が後ろに首のない人間を乗せて信じられないスピードで車を抜き去っていく」や「車を運転していると坂の上から転がってくるボールがある。どけようと車を降りるとそのボールは女性の顔で驚いているとどこからともなく現れたバイクに乗った男がその首を抱え走りさっていく…」と…。