手招き | 本当にあった怖い話

本当にあった怖い話

本当にあった怖い話と意味がわかると怖い話を解説付きで書いています

ある看護婦さんが一人で夜勤についていたそうです。
しばらくすると306号室のナースコールがなりました。
階段をあがり…ドアをあけて304…305…306…ここだ…ドアをあけて…見ると中年のおばさんでした。
「どうしました~?」と聞くと、「看護婦さん…部屋をかえてくださいよ!目がさめて窓をみたら窓の外から顔がつぶれた女が私を手招きするんだよ!…部屋をかえてください!」
「いえいえ…多分それは夢です、現実にそんなものはいません。眠るまで私がいるので大丈夫ですよ」
そう言い10分ほどするとおばさんは安心したのか寝てしまいました。
さてナースセンターにもどり、仕事をしているとまたナースコールがなりました。
また306号室です。「どうしたんだろう…」と思いつつもまた行くことにしました。
306号室につくとおばさんがまた「部屋をかえてください!あの女まだ私を手招きするんですよ!」と言うおばさんの言葉に看護婦は「そんなのどこにもいませんよ?ほら」と窓を少しあけました。
するとおばさんが「やめて!!」と大声で叫びました。
「今入ろうとしてたじゃない!お願い部屋をかえて!」
必死におばさんがお願いするので看護婦さんも負けて、「じゃあナースセンターにベッドがあるのでそこで眠ってください。 先輩達がこられてから部屋の話はしてみますから…。」
部屋をおばさんとでてしばらく歩くと後ろの方でバタン!!とドアがしまる音がしました。
「たしか後ろは霊安室のほうだ…」おばさんを待たせて見に行きましたが何もありませんでした。
おばさんを待たせたところに行くとおばさんがいません。
「先にナースセンターに行ったんだ」と考えナースセンターに行くとすでに先輩が仕事を始めていました。
「おはようございます」と挨拶をかわした後に「先輩、306号室の患者さん が来られませんでしたか?」と聞くと「来てないわね」と言われました。
どこに行ったのか悩んでいると先輩が…「ちょっと待って…306号室に患者さんはいないわよ?」と言いました。「私は見に行きましたよ?中年の女性の方でしたが…」「ちょっときて…」と先輩に霊安室につれていかれました。中に入ると亡くなられた患者さんの遺体がベッドに寝かされていました。
先輩が「ほら…」と白い布をめくると看護婦さんは驚きました。
「先輩…この患者さん…306号室の…何で…ですか?」
「この方を昨日お亡くなりになられたのよ…」
「そんな?!私はたしかにさっきこの人と…」
驚いているばかりでしたが隣にも白い布を顔にかぶせてある遺体がありました。
「先輩…これとってもいいですか?」と了承も得て、白い布をとると顔がつぶれた女性の遺体だったそうです。
先輩が「その人は三日前飛び降り自殺をして亡くなった人よ…」と言いました。