ある日、友人が「こんな写真が撮れた」と、僕の部屋に持ってきた。それは、廃屋の朽ちかけた屋根の辺りに、ぼんやりと顔のようなものが 写っている写真だった。目が、宇宙人の様に「妙に」黒目がちで、気持ち悪いな~と思っていると、ふいにその目がまばたきをした!「わあッ。まばたきしたよ!」と友人と驚いていると、隣の部屋で寝ていた姉が、真っ青な顔で飛び込んできた。「違う違う!まばたきじゃない!」きょとんとしている僕たちに、姉は話し始めた。隣で寝ている姉は、夢を見た。弟(つまり僕)たちが、部屋で写真を見ている。顔が映っている。次の瞬間、「わあッ。まばたきしたよ!」という声で、飛び起きた。「夢で隣の部屋を見たの!?」と驚いていると、「まばたきじゃない。それね、白目剥いたの白目!」
つまり、黒目が全部ひっくり返る程白目を剥いたのを、僕たちはまばたきと間違えたのだった。
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