俺の実家のあたりは、ある有名な戦が行われた場所だった。中学生の時の放課後、クラブ活動をしていたのだが、フェンシングの模擬試合中だというのに相手が突然背を向けた。フェンシングのフェイスガードは、後頭部を守るように出来ていないので、非常に危険な行為である。なぜそんな危険で非常識な真似をしたのか、俺にもすぐ分かった。壁を抜けて突然、音もなく騎馬兵の群が現れた。すごい勢いで何もかもすり抜けていく十数騎。ほんの数秒後、残ったのは呆然とした部員全員だけだった。みんな口々に、「あそこまでスゴいのは初めて見た」とか「柔道部も同じのを見たらしい」とか言い合っていたが、俺はそんな物見るのは初めてだった。死ぬかと思った。ていうか、ジャパニーズサムライども、西洋剣術なんか無視ですか。相手されても困るけど。(ここからは別の方からのレス)似たような話なら聞いたことがある。場所は京都の話。市内の某女子高出身の友人から聞いた。その子は陸上部で放課後ハードル競技の練習をしていたそうだ。それでハードルを一通り飛び終えて立ち止まった時にパタン、パタンとハードルが倒れる音がしたそうだ。そこで振り向くと馬に乗った首なしの鎧武者が突っ込んで来ているのが見えたそうだ。そこでその子は気を失ったそうだが、他の部員にも見えていたそうだ。
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