スカート部前あきの考察:最終段階
(前回の続き)
スカート部の途中までの「あき」は1950年代のヴィンテージ・シャツドレスの構造を参考にして、ボタンを隠すために「比翼あき」を選択しました。
それはいいとして、「比翼の3cmひだ」をそのまま「裾」まで続ける必要はないんじゃないか?
「あき止まりより下」は左右のスカートの縫い合わせを「縫い代1cm」にして、重なりをなくしてスッキリさせた方がいい!
これは前回の試作の結果、気づいたことです。
ひとまず、どんな感じになるのかをシーチング生地の切れ端で部分実験してみました。
「さあ、これで決まりか!」と思いつつ、あらためて見てみると⋯⋯
そもそも普通のボタンではなくてスナップボタンにするんだったら、「比翼」で隠さなくてもいいんじゃないの?
ついでにファスナーの実験も
自己流に「スカート上部途中までの前あき」にアレンジしてしまいましたが、もちろん茅木真知子さんのオリジナル・バージョンは「サイドファスナー(左脇)あき」です。
そうしなかったのは⋯⋯
というわけですが、ファスナー自体への興味がないわけではありません。
いい機会なので、茅木さん(著)の『ホームクチュールの愉しみ』を参考に、「ファスナーつけ」の練習をしてみることにしました。
コンシールファスナーとは指定していないし、イラストを見ても普通のファスナーを「付き合わせ」でつけているようです。
そういえば、「コンシールファスナー」って誰がいつ発明したんだろう?
調べてみると、「日本のファスナーメーカーであるYKK株式会社 が1958年に開発した製品」と出ました。
おおっ、YKKなんだ💕
素晴らしい!
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もう一つの疑問、「サイドファスナーあきって、どうして左脇なんだろう?」ということも調べてみると、「右利きの人が上げ下げしやすいから」という答えが出てきました。
左脇にファスナーがあると想定して、それを上げ下げするジェスチャーをしてみたのですが、私は右利きなのに左手で上げ下げするということに気づきました。
今まで意識していなかったけど、後ろファスナーであろうと、右脇であろうと左脇であろうと、私は左手で上げ下げするってこと!
母に聞いてみると、「後ろでも右脇でも左脇でも、右手で上げ下げするよ」とのことでした。
ちなみに、母は「サイドファスナーの金具が肌に当たって痛いので、わざと上下逆に縫いつけていた」そうです。
へ〜っ、そういうのもアリなんだ。
初・ファスナーをつける練習
母から引き継いだ洋裁道具の中に、古いけれど未使用の普通のファスナー(幅2.5cm・長さ20cm)が何本かありました。
それを使ってやってよう!
ブラザーの家庭用ミシンに付属していた「片押さえ」を、初めて使うことになります。
ミシンの取扱説明書も参考にしながら、まずは手順メモを作ってみました。
【サイド・ファスナーをつける手順メモ】
🔹実際には左脇、袖ぐり底の少し下からスカート部の途中まで、ファスナーをつける仕様
🔹「付き合わせ」でつけるため、表からファスナー自体は見えない
(1)左脇を縫い合わせるとき、「ファスナーあき」の部分だけは粗い針目で縫う
(2)縫い代を割って脇の縫い目にファスナーの中心がくるように置き、しつけ糸で仮縫い
(3)粗い針目で縫った部分のミシン目だけほどく
(4)押さえ金を「片押さえ」に付け替え、針の落ちる位置を「中基線」に設定する
(5)生地の表側から、スライダーをずらしながらぐるりと一周ステッチ
・ファスナーの左側を縫うときは、片押さえの右側ピンを押さえホルダーに取り付ける
・ファスナーの右側を縫うときは、片押さえの左側ピンを押さえホルダーに取り付ける
・あき止まり部分は補強のため、二度縫いをする(返し縫い)
(6)生地の裏側から、ファスナー土台布を縫い代にとめつける
(7)しつけ糸を抜く
多分、これで合っていると思うんだけど⋯⋯
(初めてなので、自信がない)
部分練習として、シーチング生地の切れ端を利用してやってみました。
ファスナーのスライダーを上げたとき、その厚みで隙間ができてしまうんだけど??
それと、金具のある場所の「ボコッとした感」は、どうすればいいんだろうね🧐
だから、コンシールファスナーが発明されたんだろうけど⋯
『かけがえのない「いま」』
https://ameblo.jp/mostprecious
🍋 れもん 🍋
2023年の秋に「自分の理想の服は、自分で作る」と決めました。
それからの道のりを振り返り、2026年2月からこのブログにまとめていっています🧵🪡






