非常止め装置で利用者の安全を確保します
万一ロープが切断したときなどは、前述の調速機が異常を感知し、非常止め装置が働いてかごの降下を自動的に停止させます。
1:早ぎき非常止め装置
それぞれの異常を感知すると同時に作動し、ほぼ瞬時にかごを停止させます。ただし高速のエレベーターを瞬時に停止させると、かごへの衝撃が大きいため、この装置は定格速度が毎分45m以下の低速エレベーターに限って取り付けられます。
2:次第ぎき非常止め装置
毎分45mを超えるエレベーターを瞬時に停止させると、かごへの大きな衝撃が加わってかえって危険です。そのため高速のエレベーターが異常を感知した際には、制動力を徐々に高め、一定速度以下に減速させてから制動力を一気に高めて停止させる装置が取り付けられます。
1:早ぎき非常止め装置
エレベーターにはガバナーとキャッチ等非常止め装置があるのでワイヤーが切れてもレールをキャッチしてエレベーターのかごはは停止するので安全です
しかしリフトや簡易リフトはキャッチ等の非常止め装置が無いのでワイヤーが切れるとそのままかごも落下します
このためいわゆる違法の簡易リフトや小荷物専用昇降機(リフト)に人が乗りワイヤが切れると死亡する危険性があります
これらのリフトには絶対人は乗らないで下さい
※WEBから