1965(今から50年前)
日本国有鉄道(現在のJR)が乗車券などの販売を行う「みどりの窓口」を開設
http://www.himekuricalendar.com
【今日は何の日】9月24日
http://today.hakodate.or.jp/m00.htm
みどりの窓口記念日
1965(昭和40)年のこの日、国鉄(現在のJR)の全国約150の駅に、コンピュータを使った指定券発売窓口「みどりの窓口」が設置された。
http://www.nnh.to/09/24.html



MARS ® (Multi-Access Reservation System:旅客販売総合システム)とは?


みどりの窓口でおなじみのチケット予約・販売システム
1960年に誕生した
日本最大規模のオンラインシステム
MARSが産声をあげたのは1960年、日々急増する旅客に対応すべく、それまで係員がすべて手作業で行っていたチケットの予約販売業務を自動化し、旅客の利便性を向上させるため、MARS1が誕生しました。
以来、MARSは日本最大規模のオンライン・リアルタイム・システムとして、半世紀にわたり進化を続けてまいりました。

http://www.jrs.co.jp/article.php/business_mars
みどりの窓口MARSは日立製作所がメインフレームで開発したシステムで国内でも最大級の巨大な業務処理システム。今は一日約170万件のチケット処理をしている(年間6億件)。ちなみにアップルのオンラインストアはこの1年で200億件の受注を処理した、一日5000万件超の最大級SAPです。
22:26 - 2013年9月28日
馬場 渉 (Wataru Baba)

https://mobile.twitter.com/vavavavava/status/384187456427261953
旅人をつなぐ “マルスシステム”開発ストーリー
電卓すらない環境で、
みどりの窓口「マルスシステム」は作られた。
NHKのプロジェクトXでも放映された、マルスプロジェクトの世界。
マルス1は1957年に検討が開始され、日本初の鉄道用座席予約システムとして誕生しました。
そこから48年たった現在もなお、マルス501として稼動を続けています。
コンピュータという言葉さえ、ほとんど使われることのない時代に、「コンピュータを作ってやろう」と思った人。動き出したコンピュータを見て、あれはオモチャだよ、人間の方が優れているのさ」とつぶやいた人。田舎から出てきて、いきなり通信制御用のプログラムを作らされた人。
そんな開発者たちにどんな苦労があり、喜びがあったのかを事実に基づき、そのまま再現したのが、この「旅人をつなぐ”マルスシステム開発ストーリー”」です。その48年の間に繰り広げられたさまざまなドラマがあり、これをストーリー仕立てで追ってみました。
システム開発の現場は、辛いことが多いと言われています。しかし、どんな困難があろうともそれに立ち向かい乗り越えることができること、その楽しさやすばらしさを本書でお伝えします。
読み進めていくうちに、自然とマルスプロジェクトの世界に惹きこまれ、あたかも自分がプロジェクトに参加しているような擬似体験ができ、そして、さわやかな感動が胸の中を駆け抜けていくことは間違いありません。

https://www.itec.jp/shop/products/detail.php?product_id=133
今回はその中から、第140回(2004年4月6日放送)の「100万座席への苦闘 ~みどりの窓口・世界初 鉄道システム~」を紹介する。対立する現場を成功に導いたきっかけは、なんと「お誕生日会」だった……。

いまでは当たり前のようなシステムの導入秘話(写真はイメージ)
増大する指定席、奇妙な回転台
昭和30年代。高度経済成長が進み、人々は出張に、旅行にと鉄道を利用した。スピードと快適性が求められ、東海道本線の特急「つばめ」「はと」など、主要幹線に特急列車が生まれ、夜間は寝台急行が走った。しかし本作品では、鉄道の栄光には触れない。画面は白黒の資料映像で、窓口の混雑と、奇妙な回転台を載せた事務机と、その回りで忙しそうに働く背広姿の職員を追う。このとき、指定席は全国18カ所にある「指定席管理センター」で処理されていた。
駅の窓口で利用者が指定券を申し込むと、駅員は列車を管轄する「指定席管理センター」に電話をかける。そこで管理担当者が台帳に予約の有無を確認し、空席なら販売よしと伝えて印を付ける。机の上の回転台は、列車の台帳を載せる棚だ。複数の担当者がすぐに取り出せるように回転する。その速度、なんと秒速1m。手回しだがつねに回転しており、取り出しよりも収納のほうが難しい。うまく収まらないと弾き飛ばされる。そんな神業でも処理は間に合わない。発券に半日かかることもあり、発車に間に合わないというトラブルもあった。
これをコンピューターで処理できないか
手本は米国の航空会社が研究中の座席予約システムだ。しかし、列車の予約システムは飛行機に比べるとかなり複雑になる。日本のコンピューター製造は始まったばかり。必然的に、世界で最も処理能力が求められる鉄道業務自動化システムになる。しかし、国鉄はこれをやり遂げなくてはいけない。日立製作所が開発に参加し、国鉄とのプロジェクトが始まった。
システムの名称はマルス。ギリシャ神話の軍神になぞらえた。さまざまな問題のひとつひとつを克服し、10年目に全国規模のシステムとなった。ところが、さらに困難が起き始めた。指定席列車が増大し、オンラインのデータ要求がシステムの処理能力の限界を超えてダウンするのだ。二重発券、三重発券のミスの連続。ハンコ式の駅名印字方式で、印面がすり切れて使えない……。
プロジェクトは破綻しかけていた。国鉄側の要求に対し、日立製作所は「できない」と言う。日立製作所が求める仕様を国鉄はまとめられない。映像では、再現部分と当時の担当者にインタビューする部分が繰り返される。ある国鉄側の担当者は、マルスの不備で九州に大量の二重発券が起きたときを振り返り、30年以上も前の当時を思い出して、いまも本気で怒っていた。滑稽だが、それほど現場は混乱していたのだろう。
国鉄対日立製作所。その構図を憂慮した国鉄の責任者は、「これはもはやプロジェクトではない」と危機感を募らせる。「業者」と「顧客」という枠組みを超えて、一体となってプロジェクトを進めたい。そのためにリーダーが採用したアイデアは、「国鉄職員の若者を100人起用し、うち30人を日立製作所に出向させる」だった。しかし、その現場も混乱が続く。日立製作所の技術者は、「国鉄はコンピューターをわかっていない」と見下し、国鉄の現場は、「日立は鉄道の現場をわかっていない」と憤慨する。
そこでリーダーは新たな策を練る。それが「お誕生日会」であった。「幼稚園以来だ」と失笑される中、毎月1度のパーティは続けられた。そして次第にプロジェクトがまとまっていく。そんな現場の混乱と団結をよそに、国鉄上層部は特急列車の増発計画を立てる。遠くない将来、1日100万座席の時代が迫っていた……。
電子書籍版も合わせて読みたい
『プロジェクトX 挑戦者たち』は、プロジェクトに関わった「人間」にスポットを当てたドキュメンタリーだ。しかし、鉄道に関連する今回は、NHKの資料映像をふんだんに見せてくれる。冒頭には151系「こだま」、その奧には客車特急がすれ違う。EF58形+青大将編成「つばめ」「はと」、EF58形+20系ブルートレイン、キハ10系気動車+無蓋貨車の混合列車、新幹線0系・300系の現役時代、国鉄最後の日のDD51形牽引の記念列車、そして東京メトロ千代田線の6000系など。鉄道ではないけれど、神奈川県警のS30型フェアレディZのパトカーも懐かしい。マルスとパトカーがどう関連するか、映像を見てのお楽しみだ。
ただし、今回の主役は指定券予約システム「マルス」だ。スタジオでは最新型マルスでJRの女性係員が発見を実演してみせる。過去の資料映像には歴代のマルスシステムが登場する。筆者はマルス105以降で採用されたブック型端末(M型)が懐かしかった。筆者の青春時代の旅は、あの機械から印字されたきっぷとともにあった気がする。読者にとって、懐かしのマルスはどのあたりだろうか?
また、映像作品と合わせて電子書籍版もおすすめだ。ノベライズではなく、時間の都合で映像化できなかったエピソードをふんだんに盛り込んでいる。コンピューターが専用型から汎用型へ代わり、OSやファームウェアの導入、ソフトウェア志向へのシフト。コンピューターの技術が現在ほど発達していない。そんな時期にプロジェクトに関わった人々の仕事ぶり。困難なプロジェクトに最も必要な要素とは何か? ハードウェアでもソフトウェアでもない。ヒューマンウェアであった。それは現代も共通する。
※写真は本文とは関係ありません。
『プロジェクトX 挑戦者たち 100万座席への苦闘』に登場するマルスシステム



http://s.news.mynavi.jp/series/railmovie/054/index.html
※Webから。




外食で食事療法!
http://s.ameblo.jp/mostagile/entry-12069647262.html
色で見える一日の栄養とカロリー
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世界一おいしい魔法の入院食/2週間実録集(平成27年5月8日(金)~平成27年5月22(金)
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