Mosscual男性担当のゆうきんです。
 
 
 
前回までのあらすじと内容
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第2の目的地
空海さんが生まれたと伝わっている
善通寺へ。
 
ふと空を見上げると
二体の龍雲が出現。
互いにまた出会えた事を
喜んでいる様だった。
 
 
 
 
 

善通寺に近づくにつれて、
どこか感覚が

変わってきているのを感じていた。

 

どうやら、
太古の昔に

人類が使っていたであろう機能が

微かながら残っていたらしい。

 
皆に植えられている種なので
誰であれ、発芽させることが出来る種。
 
発芽のトリガーは
純粋なる見えない世界への意識と敬意。
 
 
見えない世界の助けを経て
その存在を発信する事。
 
これまでの旅の中で
スピリットは見えないだけで
存在する事は体験してきた。
 
間違いなく言えるのは
その世界は歪みなく美しい。
 
 
そんなこんなで
善通寺に到着。
 
 
到着してすぐに
娘がこっち〜と勝手に歩き出す。
 
迷いがない。

というより、
最初から知っているような
足取りだった。
 
とりあえずついて行ってみる。
 
着いたのは聖霊殿
敷地内の案内図にも記載のないその場所に
歩いて行き、中に入りたいと。
 
よし、入ってみようじゃないか。
 
そこには
阿弥陀如来様が祀られていた。
 
どなたもいらっしゃらなかったので
真言を
唱えさせてもらう。
 
真言やお経や祝詞が私は好きだ。
 
響く音に、
空間を伝わる響きを体全体で味わう。
 
ありのままで良い。
 
人のために自らを消すのではなく
自らのエネルギーのままで。
 
ひとときの後、聖霊殿を後にする。
 
また娘が走り出す。
次は何処に行くのだろう?
 
 
またある所で足を止め、
中に入ろうとする。
 
とりあえず入ってみる。
 
一瞬一瞬の選択が
形作っていく世界が楽しい。
 
不動明王が
祀られていたその殿で
再び真言を。
 
「ノウマクサンマンダ
バザラダンセンダン
マカロシャダソワタヤ
ウンタラタカンマン」
 

ただただ唱える。

 

連続した振動が、
空間を震わせていく。

 

ふと、隣で空気が動いた。

 

見ると、
娘が真言に合わせて踊っている。

 

——真言で踊るんかい笑

 

そう思いながら
気持ちよさそうなので
しばらく続けてみる。
 
その間に妻が不動明王さんから
金言を授かった様でした。
 
そして帰り道
ふと
橋の欄干に目をやると
 
 
向かいあう2つの龍雲。
 
あぁ、さっきの雲は
善通寺の方から来ていたのか〜
 
と妙に納得してしまい
やっぱ宇宙はしっかりとフリを
回収してくれるらしい笑
 
龍旅も終わり
高速に乗り、岡山に入った所で
なぜか
電光掲示板の光が目に飛び込んでくる。
 
「火災車両有、通行止め」の文字。
 
しかも通り過ぎようとしている
インターチェンジの
次の区間で起こっている。
 
瞬間的に車線変更
備前にて1度高速を降りる。
 
すぐさま携帯で確認すると
起こったのは
15分前らしい。
 
電光掲示板への反映時間などを
考えた際に
おそらく
ギリギリだったのではないか。
 
「あらゆる災厄から守られる」
 
満濃池のあの言葉は本当だったらしい。
 
急遽の変更はあったものの
結果、
定刻通りに大阪に帰ってこれた。
 
後ほど確認すると
あの火災で
1時間は
渋滞が続いていたらしい。
 
事実は小説より
大分と奇な様だ。
 
だからこそ面白く美しい。
 

久々の龍旅は、
再転換となり、

気づけば、
すでに次の流れの中に入っていた。

 

これはまだ序章に過ぎない。

 

——そう思わせるには、
十分すぎる一日だった。

 
そんな余韻を残しつつ
フィナーレを
迎えたのであった。
 
 
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