Kick da 梵天瓜
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オシムガ引継グモノ


<オシム、日本代表監督に正式就任>



さて、ここからまた1つ時代が変わります。


新しい時代がやってきて、何が変わるのか、何を象徴とするのか。




多くの人がオシムに期待することは何でしょうか。


たぶん上に書いたとおり、「何が変わるのか」という点に集約されるのではないでしょうか。



しかし、僕はちょっと違う考えを持っています。


今から「変わる何か」よりも、これからも「変わらない何か」に非常に興味があります。



この就任に当たって、オシムの言葉を聞くと


「日本らしい」という言葉が強調されているような気がします。あくまで印象ですが。


日本らしさ、アイデンティティの部分というのは、日本が今まで培ってきたもの。


つまり「継続されてきた何か」です。


それは日本の長所とも言い換えられるはず。



ということで、オシムがこれから何を継続させるのか(変えないのか)を注目していきたいと思います。




まずは8月の親善試合の人選がどうなるかですね。


おそらくですが、そんなに目新しいオーダーにはならないでしょう。


今の代表メンバーを見てみないと課題は確かなものにならないし、


彼らは高い能力があるからこそ代表であったはずですからね。



というか、いきなりがらっとメンバーを入れ替えてしまうようならば、先行きは暗いと思って良いでしょう。



おそらく最初の召集メンバーは、現代表を基本に、何人か目新しい選手が呼ばれるという感じだと思います。


でもまぁ、代表に呼べないクラブが2つありますから、目新しい選手の割合が多少は幅をとるかも知れませんが。



オシムには期待してます。


しかし、ちょっと世論がオシムオシムになり過ぎてる気がしています。


ことが始まる前のこの段階では、あるのは期待ばかりですから仕方ないのかも知れませんが、


多くの人は、オシムを理想にしているというよりは、自分の理想をオシムに押し付けている感じ。




そのうちギャップは出てきます。


自分の理想である選手が呼ばれなかったり、自分の理想から外れた選手が使い続けられたり。


あるいはカラーがイメージと違っていたり。



持ち上げるだけ持ち上げて、その後に突き落とすようなパターンが多いだけに、


その点がちょっと心配であったりします。



それが絶対的に悪い事だとは言い切れないし、仕方ない事なのかも知れないけど、


個人的な感情として良い気分にはならないので。




それにしても、こういう新しく何かが始まるときのワクワク感は特別ですね。


ひょっとすると今が一番幸せな時期なのかも知れません。

ジダン頭突問題ヲ振リ返ル。

ジダンの頭突き問題に正式に処分が出たようですね。





ここで処分が出たと言うことで、


形式的には決着がついたと言えるのでしょうか?




ジダン = 3試合の国際試合出場停止と7500スイスフラン(約70万円)の処分、MVP剥奪なし。

          (しかし引退するので3日間の社会奉仕活動を出場停止に代替)


マテラッツィ =  2試合の国際試合出場停止と5000スイスフラン(約50万円)の処分。




意外と冷静な結果が出たんじゃないかと思います。


取り上げてみようかなと思ったのもこの結果を見てですね。     




この処分を見て、大半の人はどう思うのでしょうかね。


僕は、「相対的に」見れば、こんなもんかなぁ・・・と思います。


処分や罰は「確かなもの」に対してしか下すことは出来ません。


その意味で妥当なラインだと。




そもそも何が起こっていたんだろう?


色んな論争?や憶測が飛び交って、その本質は逆に薄れてしまったような気がします。




人種差別云々の話は誰が言い出したのだろう?


まぁ、憶測で個人レベルが考えたのってのはいくらでもあるでしょうが、


それが誰もが認める真実であるかのようにメディアに乗っかるまでになったのは?



多分だけど、日本に伝わったのはイギリスメディアの読唇術の話が最初だったと思う。


「テロリスト。売春婦の息子。」


最初に出てきたのはこの言葉でしたね。


しかし、その後に様々なメディアで読唇術が出てくる。


その内容がまたばらばらもバラバラ。


何を信じたらいいんだと。



メディアリテラシーって大切だな、なんて思いながら、僕が考えていたこと。



売春婦の息子。 姉は売春婦。


どちらが使われたのかは知らないけれど、これってもの凄く直訳的じゃないか?と。



ギャング映画なんかをよく観る人はわかるだろうけど、イタリアや英語圏でこの類の言葉は


姉や母を侮辱する言葉ではなく、目の前の相手に直接ぶつける「決まり文句」ですよね。


というわけで、映画の翻訳では「くそったれ」「この野郎」なんていう風に訳されることが多い。



チキン=弱虫 であるはずなのに チキン=鶏肉 って訳してしまったような感じ。


この問題を通して、ここに凄く違和感を感じていました。


要は解釈の相違だったんじゃないかと。


同じ言葉でも、人によっては捉え方が全く違うこともありますから。




もちろん、日本語では表現できないほど「汚い」言葉ではありますよ。そこは否定できない。



マテラッツィ曰く

「姉を侮辱するような言葉だったが、そういう意味ではない。彼に姉がいることも知らなかった。」


彼の自弁にはどこか納得できるものを感じました。


まぁでも、暴言を吐くこと自体誉められたことじゃないですから、別に彼を擁護するつもりもありません。



結局、言いたいのは


物事をその物事以上に大きくする必要もないし、広げる必要も無い。


その時そこには何かが在ったのだけれど、それ以外の何が在ったというわけでもない。


と、いうことです。




この問題を他人事として眺めながら、


1つの恐さを感じたのも事実。



ジダンというヒーローが暴言や挑発で暴力を振るうはずが無い。



こういう決め付けから、いつのまにか一方的にマテラッツィが悪者に仕立て上げられた。

(中立的な解釈もちらほらあったけれど)

そこで何があったのか誰も知らないのに。



ニーチェの言葉に

「道徳的現象なるものは存在しない、あるのはただ、現象の道徳的解釈である」


というのがあります。



ジダンの頭突きに対して、どうにか道徳的解釈をしようという流れが生まれて、


そのなかのごく少数の人間は、頭突きが道徳的現象であるとさえ考えた。


そんな気がしてなりません。



ジダンは好きだし、どうしても肩入れしたくなる気持ちは分かる。


でも、それが膨張して大衆の意識を飲み込み、一方を黙殺してしまう事の恐ろしさは


計り知れない。



多くの人は、ジダンにはなれないのだから。

王者来タル



イタリア 1-1 フランス

  (PK)5-3




優勝は


イタリア!! ∩(´∀`)∩




さて、WC期間中あまりこういうことは書きませんでしたが、


実は私、根っからのイタリアファンでございます。



昔からこのブログやらを見ている方は知っておられるでしょうが、


好きなリーグは(Jを除いて)セリエA  好きなチームは(セレッソを除いて)キエーボ・ベローナ。



あ、でも過去記事での優勝予想の分析は主観ではなく、客観的に考えたものであると断っておきます。


いつも客観的に物事を捉えるように心がけてますが、今回はちょっと我を出させてください(笑)

色々問題が噴出しているイタリアサッカー界。


だからこそ、ここでイタリアに期待するものが大きかった。


(しかし、この結果が評決を左右してはいけないでしょう。)



そんな中、優勝という結果はとっても嬉しい。


試合内容も決勝たるにふさわしく、中盤の攻防、攻守の入れ替わり、ゴール前の集中力は目を見張るものでした。


その味もひとしおと言うところでしょうか。



決着はPK戦に持ち込まれましたが、それもイタリアとしては因縁じみた感があり、


それ自体がドラマチックでありました。




結果的に勝ったのはイタリアですが、


PKに対する弱さのようなものが少しだけ垣間見れたと思います。


キッカー5人が技術をみせ、フランスが1つミスをしたことでそれが勝負に影響することはありませんでした。



PK合戦は水物という考えもあるでしょうが、(僕自身もそう思ってましたが)


今大会を見る限り、そうは思えません。


PK戦を制するべき技術を持ったチームがPK戦を制する、直接的にそう感じた大会でもありました。


PK戦にも上手下手があるということですね。



しかし、勝ちゃぁ文句はないです。





一つ残念なところ。





最後のそのとき、ピッチにジダンが居なかった事。


MVPたる輝きを見せた無二の選手、


その人がよもや頭突きで退場しようとは。


非常に悲しい。


これは色んな意味での悲しさです。



これも一つのドラマでしょうか。

ファイナリスト

さぁ、前回の記事を書いてからふらふらしてる間に、


決勝まで来ちゃいました。そうですワールドカップが。




イタリア - フランス



という組み合わせになりましたが、


イタリアについては大方予想通りだと言っておきましょう。(過去記事参照)



しかし、フランスがここまで上がってくるとは思いませんでした。


過去記事での優勝予想では、ブラジルと当たるのはスペインだと半ば決めつけて書いてましたが、


実際は、フランスがそのスペインを破り、ブラジルをも破りました。


ここらあたりでようやく、決勝まで来る可能性が高いと言えるようになりました。



なんにしても僕にとっては、サプライズ。


しかし、結果論として今考えてみると、もとからディフェンスラインとボランチ、


このあたりは非常に安定感があり、そうそう崩れない試合はしていたんですね。


そこにジダン、リベリが生気を与え、アンリも上昇傾向にきた。


当然の勝ち上がりだったのかも知れません。



さて、ここで優勝予想をするのは馬鹿馬鹿しいですね。


どっちに転ぶかなんて分かりませんから。


しかし、そこは馬鹿になって予想しましょう。



イタリア。



理由は過去記事にて書いてるのでもう書きません。


そこで本命にしてるのですから、そのまま貫きましょう。


いまさら変えるのもね。



寝ずに観られるかな。

ルールブック


本日は珍しく2本立て。引き続きワールドカップネタで。



今大会、イエローカードが多いと思いませんか?


多いですね。




オランダ×ポルトガル戦では


なんと16枚ものイエローカードが飛び交いました。



まぁこの試合は特例として度外視するとしても、


平均的に過去大会よりも多いと思います。



どうしてこういう傾向にあるのか。



おそらく、協会全体の空気としてジャッジの基準を底上げしようというものがあると思います。



今までは流していたファウルも、アドバンテージにならない限りは、しっかり取っていこう。


という方針があるように感じます。


ファウルはファウルでしっかりとる。危険な行為はさっとイエロー。


「ぽんぽんカード出しやがってへぼレフリー」


なんて感想を持つ人もいるでしょうが、それは考えを改めなければならないと思います。


近年、流れを重視してジャッジをとってきた結果かどうかは分からないけれど、怪我人が非常に多い。


骨折、靭帯損傷などなど。


そもそも、ルールブックに則っているのはどちらでしょうか。


危険なチャージはピッチではカードで済んでも、街中でやればただの暴行罪。


サッカーがフィジカルに傾倒している今、考え直す時期にあるのかも知れません。




遅延行為に対する対応も厳しくなりました。


今までだと、相手のリスタートを遅らせるためにボールを持って歩いたり、ボールの前に立ってみたり


なんてのは普通に行われてきました。


しかし、今大会ではそれは通用しない。警告対象、イエローがでます。


キーパーがゴールキックで時間をとっても遅延とみなされ、これもアウト。


川口も取られてましたね。



しかし、これは良い傾向だと思います。



遅延行為やダイブによるシミュレーション。


これらは見苦しい上に、まかり通ってしまうとスポーツとして成り立たなくなってしまう。


なんにしてもスポーツ精神に反するのは明らかです。


イエローカードで致し方ない。



ただし、中東のチームがよくやる倒れこみ。


怪我してるのかしてないのか分からないけれど、よく倒れて痛がります。


こればっかりは難しいかな。


ほんとに怪我してたら大変ですから、時間をとらざるを得ない。


怪我もしてないのに倒れてる例が時々あるのがくやしいところですが。



時間を稼ぎたいのなら、ブラジルのようにボールキープするのが最善でしょう。


インプレーでちゃんと時計も動きますし、これぞ本来のマリーシア。


ただ、これがなかなか出来るもんでは無いからつい遅延に走ってしまうわけですが。





優勝国予想。

ワールドカップもトーナメントに入り、ますます寝れないですね。



そんな微妙なタイミングで


優勝予想でもしてみたいと思います。



イタリア


他の列強国にくらべ比較的やりやすいブロックに入ったな、というのが正直な感想。

戦力的にもスター選手がずらっと揃い、リッピの下で攻撃サッカーに転換してきました。

豊富なアタッキングスタッフを活かすことが出来るかどうか。それが課題でしょうか。

しかし、そこは伝統国。流れを見てカテナチオモードへ入ることもでき、今大会

一番崩れないチームと言えるでしょう。しかしピルロが脱落しないことが条件。


勝ちあがった場合、アルゼンチンor開催国ドイツと当たりますが、ここがターニングポイントでしょう。




ブラジル


いつも通りのスロースターターで、1・2戦目はつまらない試合をしましたが、

日本戦でようやく本領が出てきました。それでもガーナ戦で様子を見たいような気もしますが、

王者は王者。トーナメントで主力が欠けてもそれを補うに余りあるサブメンバー。

今はまだ相手なりにしか試合をしていない分、まだまだ底が見えない。


ターニングポイントはスペイン戦。ここを難なく突破できれば決勝まで。




アルゼンチン


今大会を通して、一番強いサッカーをしている。攻撃にどうしても目が行きがちですが、

今回は守備が素晴らしい。ゾーンとマンマークの融合。対人に強く、ゾーンで仕事をさせない。

これはユースで取られていた戦術の進化版といったところでしょう。ユースチームでも

中盤で常に3人が相手を囲む形を継続してきました。結果ユースでは無類の強さを誇ってきた

メンバーが一挙に揃った今大会。まだ未完成と言われながらも、今回が最大のチャンスかも知れない。


しかし、組み合わせ的にハードなブロックに入りました。ドイツ、イタリア、決勝と関門が控えている。

よって3番手評価。




ドイツ


開催国チーム。

戦前はイタリアに大敗、日本戦で負けに等しいドロー。どうなることかと思いきや、

本番ではチームが一変。勢いと強さを見せ付けています。特に2トップが完璧に機能している。

今大会で2トップの質だけならばNO1チームと言えるでしょう。ラームも素質を開花。

あとはバラック次第か。


しかし、決勝までにアルゼンチン・イタリアと当たることが予想され、道は厳しい。





まだまだ不眠症の確変は終わらない。

ブラジル戦回顧

日本 1-4 ブラジル




この試合、結果的には大敗であったけれど


選手は非常に良くやっていたと思います。


4失点という結果であっても、


それらはどれも高いレベルでのゴール。



1失点目は、サイドを駆け上がるシシーニョを見失い、


サイドにボールを振られたとこでDFがボールウォッチャーになる。


ここで失点が決まったといって過言ではありません。



でもそれは必然であったのではないでしょうか。


ロナウジーニョのキープで日本の注意は1点に集中し、


シシーニョへの振りで集中は拡散した。


単なる日本のミスではない、ブラジルによって作られた必然のミス。


熟練の手品師は、相手の視点を操ることでどんなマジックでも可能にするが、


このブラジルの数プレーにも同じものを感じました。


これこそ、世界トップクラスのプレー。



そして、これこそ日本の目指すべき頂点。



オーストラリア戦での失点とはまた意味が違った、


しかし重みは同じだけれど。





玉田の先制点。



これは今までのジーコジャパンを象徴するゴールであったと思います。



アシストとなるスルーパスを出したのは、チームアシスト王の三都主。


それをゴールしたのは、アジアの舞台で日本の攻撃を作ってきた玉田。



本番で結果を出すために色々なことを試みたと思う。


でも、結局最後に形になったのは今まで培ってきた


「形」であったのではないでしょうか。



急造の作戦やシステム、奇策では世界のトップには通用しない。


しかし、たとえアジアレベルであってもそこで通用してきた「形」は


世界レベルであっても十分に通用した。


それを証明した1ゴールであったと思います。



その1ゴールによって、日本サッカーがこの4年で歩んだ道が


その全てが間違いではなかったと、ある意味安堵感を感じました。



多くの課題を残して、グループリーグ敗退となりましたが、


しかし決して現状で突破できない壁ではありませんでした。



98年とは違う。


大いなる前進を感じた敗退。



次の路はもうそこにある。

クロアチア戦回顧

日本 0-0 クロアチア



残念ながら引き分けでした。



前半は自陣に弧を張って相手の猛攻を凌ぎきり、


ゴールマウスの神様、川口のPK阻止があり、


0点に抑える。



後半は相手の運動量が落ち、日本のキープが上回るけど、


そこは堅守で予選を勝ち抜いたクロアチア。


最後の最後は全く崩れない。


柳沢と玉田の惜しいシーンがあったけれど、特筆できるのはギリギリ柳沢のシーン1つだけ。


中田の「後半はボールを持たされてただけ」というコメントがこの状態を物語る。



結局はいつもの詰めの甘い日本代表。



スコアレスドローの終結。




笛が鳴って、「なんてふがいないんだ!」 と思って失望したけれど、


3秒後にはそんな気持ちは吹き飛びました。




三都主が足をつって倒れ、1人のクロアチアの選手が三都主の足を応急処置する。




外で見てる人間は罵倒するだろうけど、



お互いに限界のゲームだったんじゃないか。



中田は自分に厳しいから、この結果に苦言を呈するけれど、


そんな試合後の中田のインタビュー、中田のろれつが回らない。


いつも淡々と話す中田が、ろれつが上手く回らず、ときには声が裏返る。



後半最後の数分はらしくないパスミスを繰り返した中田。


みんなそれくらい限界だったんだなぁと。



中田の言うとおり、勝てた試合でした。


でも、それだけ頑張ってもどうにもならなかったんだ。






そういう色々なことが、あの三都主とクロアチア人選手のカットに表れてたと思います。




試合が終わった直後、安堵で笑う日本人サポーターの顔が映りました。


こっちで見てる人には理解できないでしょう。


窮地に立たされる結果になぜ笑うんだ! と。



でも、あの場所で全てを目の当たりにしてた人には


こちら側の人間に見えないものが見えたのかも知れない。


そんなことを、今思う。





どうにも上手くいかないことはあります。


でも、それが勝負。



それがあるから面白いんだよねぇ。期待するんだよねぇ。




ブラジルにも勝てないことは無いんだって。

対オーストラリア回顧

日本 1-3 オーストラリア



あー、悔しい。


あとで放送されたチェコ×アメリカ見ても全く何も感じないくらい、凹みました。



あちこちで、敗因はジーコだなんてことを書かれてますが、


結果的にはそうなんでしょうが、所詮結果論でしかないと思います。



あそこでああしたら良かったのに、こうしたら変わったんじゃないか。


そんなの、未来が見えないんだから分かったもんじゃない。




敗因は他でもない、選手達です。


なにしろ点が入らない。


日本が幸先良く先制したのはいいけれど、あの時間帯でのゴールは


それほど相手にとってダメージはありません。


むしろ、ヒディンクとしては戦術を1本化でき、選手達のベクトルも1つの方向に集束したのかも知れない。


だから日本としては、相手にダメージを与えるもう一押しが欲しかった。


あと1点、それだけで十分でした。



チャンスを逃し続けたチームは負ける。


これでもかというくらい語られたサッカーのセオリーです。



それで、日本は1点を守りきるという展開になってしまった。


これが勝負のあや。



ロングスローから、連携ミスをして、押し込まれる。


その同点ゴールを被ってしまったところで、おそらく選手全員がイメージしたであろう、


1点逃げ切りの目標が無くなってしまった。



60分持ち続けてきた指針を失った選手達は、あそこで失点の現実を受け入れられず、


浮き足立つ。


疲れも感じただろうか?


2点目はまさにそこからの失点であったでしょう。もちろん、あのコースに蹴った相手も誉めるべきだけど。



ジーコは同点にされた時点で、時間帯も考え、引き分けでも良しという考えであったと思います。


だから、特に動きを見せなかった。いや、動けなかったのかも知れない。


しかし、これは間違いではない。


むしろ、追いつかれた側のモチベーションとしては、最低それでも良かった。



しかし、選手は終わったことを整理できていなかった。



2点目を入れられ、ジーコも動かざるをえなくなったが、


選手は真っ白。


前がかりにいったところ、中央突破から3点目をとられ万事休す。




ジーコどうこうより、もちろんジーコの責任も大きいが、


選手、チームのメンタリティーの弱さがでた試合だったと思う。





さぁ、厳しい状況に立たされました。


まだブラジル×クロアチアの結果は出てないけれど、おそらく最悪の状況。



しかし、まだ道は閉ざされてません。

どう出る、ジーコジャパン?

イイコトハ手ヲツナイデヤッテ来ル

最近あんまりネタにしてませんでしたが、(というか更新頻度も下がってるけど)


私、ただいま就職活動中の学生であります。



そんな私も、地道に、のらりくらりと就職活動をしてきましたが、


ようやく内定というものを戴きました。



はじめる前は、「ワールドカップまでに終わると良いなぁ。」


なんて言ってましたが、


いざ活動してみると、なかなか上手くいかないことばっかりで、


挫折と挫折の連続でした。



といっても、


書類や筆記テストで落とされた事は無く、

選考を受けた企業は殆ど2次面接までへ進めましたから、


それなりの手ごたえは感じながらの挫折ではありました。



でもね、最終面接や2次面接っていう、ある程度進んだところで落とされると


期待がある分、なかなかダメージが深かったりします。凹みます。



5月のあたま、ゴールデンウィークの頃は、4月に受けてたところが全滅で


手駒が全く無くなるという事態に陥り、結構まいった時期でもありました。



もうそろそろ嫌になってきて、ゴールデンウィークはな~~~んもしませんでしたね。


やる気もでません。



結果的にはその時期が良かったのかな?


そこからまた説明会に参加しだして、選考参加した4社の中から


内定が出ました。


力が抜けてたのが良かったのでしょうか、


その4社は結構調子よく進んで、1社が内定、1社が最終の結果待ち、残り2社が順調に進行中。


良い結果ってのは案外いっきに来るものみたいですね。



そして、


前言の「ワールドカップまでに・・」


というのが、ギリギリ滑り込みで現実のものとなりました。



もう完全に諦めてましたけど、人生とは分からんもんです。




あ、ちなみに内定を戴いた企業の業界は「IT」で、職種は「SE」になる予定です。


まぁ、まだここに行くと決めたわけじゃないですが。


この1週間は他の結果待ちになりそうです。



久しぶりに自分のこと書きました。



6月はこれ以降、ワールドカップネタ一色になるでしょうね。

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