こんにちは。
早いもので2009年度も残り10日程になりました。
当社も29日より正月休みに入りますので、最後の出荷段取りの真っ最中です。
ブログも放置してしまってましたね。。。
最近では、業界紙への執筆と設計に追われてました。
執筆は毎年数回行ってますが、主に工業系の塗装を執筆してみました。
工業塗装は年々進化している反面、「高塗着性能」という面では、当社製品も注目されています。
記事は「工業塗装での温風低圧塗装」を説明する内容にしております。
設計は、来年度の新製品です。
内容はまだ秘密にしておきます。
現在、試作図面の段階ですが、発表は2月になりそうです。
頑張って早期化したいものなので、毎日CADとにらめっこです。
さて、今日は「温風低圧塗装機」の「温風」について書いてみたいと思います。
冬場のお問い合わせに多いのが「温風が出ない」というお問い合わせです。
確かに「温風」という表現は、「冬でも暖かい風」というイメージが強く、暖房的なイメージをもたれると思います。
専用のブロアーは内部にヒーターや電熱器を内臓しておりません。(塗装なので熱線は発火の原因になりますので。)
では、温風低圧塗装機の温風は、どこで発生しているか?
それはブロアーに内蔵されたファンで行われます。
温風低圧塗装の場合、内蔵されたファンは毎分約2万回転という高回転でエアーを発生させます。
その高回転時に発生する摩擦熱が温風の発生源となります。
ブロアーに吸入した空気は、この摩擦熱でファン内部で高温になります。
ここで、空気中の水分を完全に蒸発させ、ドライエアーを作り出します。
それが、ブロアーから放出されて、エアーホース→スプレーガンと流れる際に冷却され、スプレーガンの先端からは「外気温度+10~15度」という「温風」で塗装する事となります。
冬場の塗装の場合、周囲温度が5度なら、吹き付け温度は15~20度で、夏場の周囲温度25度なら40度程となります。
スプレーガンから放出されるエアーを手にあてると、なんだか冷たく感じると思いますが、低圧空気でも風の流れは熱を奪います。例えば手が冷えているときに、口を尖らせて「フーフー」すれば、体内の暖かい空気も冷たく感じますよね?
エアーが暖かいかどうかは、エアーホースをつかむと判りやすいかと思います。
冬場で早く温風効果を出したい場合は、エアーホースの長さを短くすれば、冷却も少なくなるので、変わると思います。
お判り頂けたでしょうか?
当社ホームページにも原理説明がございますので、参照してみてください。