「サクラ」の一ヶ月点検(と、言ってももう2ヶ月も過ぎている)をするそうなので、
電話で、
「ついでに、冬タイヤを交換してください」
と言った、危険な香りのするババァの何気ない一言に、
それが分かっているだけに、
電話口での店長の声がちょっとだけうわずり、ビビっている様子。
えっ、大丈夫ですか…
まあ、そうだよね。
まだ、雪あります、たんと。
朝晩の冷えこみはまだまだ続きます。
でも、どうせあと1ヶ月かそこらで夏タイヤへのタイヤ交換は必須。
また、お店まで出向くのは、めんどくさいし、
爺婆は、積雪の日は車を運転しなければいいだけ。
サクラは、100%充電で180キロ走行とかのうたい文句だったが、
とんでもない、くわせもの?だった。
確かに冬場は暖房に電気を消費するからか、
もう、コンピュータが消費電力を予測計算して安全圏内での数値を出すので、
100%充電で、走行可能距離118キロなんていう数値が出てくる。
100キロなんて、子供の用足しか。
「はぁ〜、180キロって言ってたべ」
なんだが、積み立てた金が預金通帳から減っていくような不安と
「良い人だから」なんて仲人口に騙されて結婚してしまったような後悔にも似た、さみしい感情になる。
チョイとそこらまでは、問題はない。
だが、油断して充電スポットのない所をウロウロしたりしたり渋滞なんかしたら大変。
EV車の充電は、ガソリンスタンドのように、石を投げれば当たるようにはいかない。
隣県の墓参りも、一回の充電なしでは行けそうもない。
とにかく、従来は田んぼのあぜ道でガス欠しても
最悪、家族や友達に頼んで持ってきてもらってもガソリンはなんとかなる。
EV車の場合、最悪の事態、充電機まで行き着くのが間に合わなくなり、どこかで車がストップしてしまったら、もうお手上げ。
JAFのお出まし。
一番近い充電スポットまでの
車のレッカー移動しか方法はない。
こんな事、想像しただけでも
高齢ドライバーとはいえ、わずかに残っているプライドと、
財布から金が出ていく悔しさが許さない。
そろそろ、私ら高齢者もコロナからの自宅軟禁から開放されそうな雰囲気である。
私は、
チケットも購入済、楽しみにしていた
2020年の5月の東京大衆歌謡楽団の仙台の電力ホールでの公演がキャンセルになって以來、
一切の外出(初詣ですら)を控えてきた。
近所の、ラーメン屋さえも、ひたすら外食も控えてきた。
コロナに罹患しないためには、最低限の用事以外は外に出ないことしかない。
もう、出ないったら、絶対出ない!を実行した。
空白の三年。
おつりではあるが貴重な高齢者の人生が三年縮まったようなものである。
さてさて、社会的にも精神的にもやっと出かけられるようになった。
どこに、行こうか。
かねてより、計画している場所があるのです。
良寛和尚で有名な
新潟の国上山の国上寺「五合庵」を訪ねることであります。
で、なに、
新潟の燕市まで充電何回すればいいの?
高速を走れば電気の消耗は著しいはず。
一回の急速充電でも、30分はかかる。
参りました。
問題は、
ちんたら道中する、気力と体力が…