
庭なんて言えるものは、ありません。
野良猫の通り道です。
そこに、雪解けを待ちかねたように、ニラのような雑草が…
住んでいる、ここは、高台の造成地。
山土を盛っているためか、雑草もいろいろ。
なぜか、このニラのような草、
取っても、取っても、
他の雑草と違って、
あちらこちらから、出て来ます。
根が球根のようで、
地下で隠密裏に増えていたようです。
繁殖力が、半端なく、
ほっといたら、芽が出で、その内、花が咲きました。
あっという間に、群生しているような風景に。
植えた、覚えは、全くありません。
どこから?
隣の空き地にも、ヨモギやスギナに混じって、
ポツンポツン咲いています。
この花、
よくみると、一つ一つの、白い可憐な花が、天に向かって咲いてます。
日中は、お日さまに誘われたように、花開き、
夕方になると、頑固爺の瞼のように、
しっかりと、
花びらを閉じて、
昼間のあのにぎわいは、どこに行った!になるのです。
昼と違って、夜は、地味な姿にかわります。
でも、そこが、どこか、頑張ってる感のある花です。
ただの草ですよね。
花木には、知識が乏しい素人の私ですが、
世間の噂話は、勿論、
何でも、首を突っ込む、知りたがりの血が騒ぎ、
ネットで、調べてみたら、
草花の写真を、撮って送ると
名前を教えてくれる、便利なアプリがある事を知りました。
「GreenSnap」
ためしにと、一つ、一輪花の写真を送ってみたのです。
でも、
もともと、花木には、無知で興味もあまり無い私は
オンラインで、写真を投稿した事も、忘れていました。
ところが、すぐに、
どこぞの、ご親切な方が
花の名前を、教えてくれていました。
私が、雑草と一緒に、
毎年、親の敵のように、むしり取っていた
花の名前は、
「オオアマナ」
早速、ネットで、詳しく、調べてみます。
別名、「スターオブベツレヘム」なんて、神秘的な
ハイカラな名前があるそうで、
明治の末頃、渡来した観賞用の花だそうですが、
栽培されたものが、逃れ出て、
野生化したものもあるそうです。
じゃ、うちの庭のオオアマナは、逃亡花ですか。
オオアマナの、球根は有毒で、
葉も、ニラのような形状で、
食べてはいけません。
さすが、私のところで、咲く花。
しぶとく、
危険な香りを、十分ただよわせてます。
