8月9日 午前


ホテルを手配してくれる担当者から入電。


まだ、ホテルの手配はこれからだけれども、状況と希望を確認したいとの事。


私の持病、常に飲んでいる薬はあるか?何かアレルギーはあるか?などを細かくヒアリングされる。


私の1番の心配は『喘息』


これが出ると、肺炎に繋がる。


担当者の方は


窓が開くホテルが良いのではないかと言ってくれた。

(開けられるところでもほんのわずかしか開かないそうだけれども、全く開けられないホテルも多いとの事)


外の空気が吸えないのは、恐怖かもしれないガーン


ホテルでは清掃が入らないが、大丈夫か?

と言われてびっくりしたら、もちろん以前に泊まってた人が出たら全部掃除していますと言っていた。

けれども、友人の家の布団で喘息が発症した事がある旨を伝えると、電話をくれたお姉さんも喘息持ちだからその心配な気持ち分かりますと話を聞いてくれた。


合わせて、旦那の熱が高くなってきて確実に感染していると思うと伝え、もし可能であれば、2人で移動させてくれないかとお願いしてみた。


旦那は、まだPCR検査をしていないので、ホテル療養は検査をした後にどうするか話が出来るので、私が家に居たいなら、強制ではないので、担当者から保健所へ自宅療養を希望していると伝えましょうかと提案があった。


2人暮らしで、2人とも陽性なら、1人だけホテル療養するのはあまり意味ないですとも言われた。


私も高熱の旦那を置いていくのは嫌だったので、保健所へ自宅療養の希望を伝えて欲しいとお願いした。



数時間後保健所から電話があった。


『ホテル療養をキャンセルしたいと東京都の担当者から連絡を貰いました。もし、突然重症化した場合、優先的に病院での治療も後回しになると言う事になります。それでもキャンセルしますか?』


少し突き放された様な声だった。

そして、その伝えられた内容にゾッとしたけれども、私はキャンセルを選択した。