今年の1月に・・・正式には2月の末にお別れしてからだから9カ月弱ぶり。




昨晩、“彼”とご飯を食べてきました。




仕事の都合でこちらに来ていると言うから、それが終わってから・・・ということで。

私も久しぶりの土曜の休みで、予定も入れてなかったのもあって行くことにしました。





彼が待ち合わせの時間に遅れてくるのは慣れっこなんだけど、だからってムカつかないわけがない。

もう“彼女”でもないから尚更。


でも、仕事が押してることも容易に想像がつくから、急かすような電話やメールもできません。

時間つぶしとして、DOUTORに入ってみました。

彼にも、DOUTORに入った、とだけメールしておいたんですが、コーヒー一杯じゃそこまで長居できなくて、40分が限界でした。


そこから宛ても無く、地下街に降りてみたりしてブラブラ・・・

お店がドンドン閉まっていく時間だったから、歩いてる人も少なくって、虚しさ倍増・・・



そこへ電話が。

時刻は21時過ぎ。



「遅くなりました。今タクシーで向かってるんだけど、大通りに出てくれない?そこ目印ないでしょ?」


「私、今は地下に居るから、見えないよ」


「地上にあがって、何がみえる?」


「まだ上がってない」


「早く上がって」



うるさいなぁ・・・・

遅れて来るくせに命令しないでよ・・・



なんだか“相変わらず”すぎて、会う前から、彼の方は何も変わってないんだな~ってことを感じ取ってしまったのでした。






目印として某建物を指定して、待つこと15分ほど。

その間にも何度か電話はかかってきて場所の確認をされたけれど、なんとか合流。


合流した瞬間に香ったお酒のにおい。

仕事の一環で立食形式の食事があるっていうのは聞いてたけど、随分飲んできたんじゃないの?と少し思いました。



「元気そうだね」



ほら。

やっぱりテンプレートなご挨拶(lll-ω-)

私が青白い顔して立ってても言いそうな言葉。



「普通ですよ・・・元気なわけじゃないです」


「普通は良いことだよ。普通って難しいんだから」


「先生もお元気そうで」


「えぇ。おかげさまで」



そんなやりとりをしながら適当に歩き出したのでした。






事前にお店を決めていたわけではなかったので、行き当たりばったりで商店街を北に向かってブラブラ。

飲食店以外のお店は、ほとんどシャッターが降りていたので、歩いている人も疎らでした。

そんな中、先ほどまでの仕事の概要を話す彼の声は、閑散としたアーケードの中でよく通りました。


随分飲んできたんじゃないの?って思ったのはやっぱり正解だったようで、彼はかなりご機嫌そうでした。

内容も内容なことを大声で話すので、数メートル前を歩いていた女性2人の片方がチラチラと振り返ることがあり、私も思わず「声大きいよ」と制しました。

こういうところも本当に相変わらず。



結局、パッと目に着いたイタリアンバールに入ることに。

店先のミニの赤い車(フェラーリ?)がかわいかったな~・・・

こじんまりとしたお店でしたが、雰囲気は嫌いじゃ無かったです。



ワインがメインのお店だったので、ドリンクはずっとグラスワインを頼みました。

ワインの度数って10超えでしたっけ?

飲みやすかったのでクイクイいってしまったのもありますが、なかなか良い気持ちになってた気がします。



でも、気持ち良く酔えないのは相手が相手だから。



近況を聞こうとするのはわかるけれど、どうしてそこまで恋愛面で聞きたがる???

自分のことは一切話さないくせに、「出会いは無いの?」だとか「良いなって思う人いないの?」とか、ずーっと・・・

適当な返事を返していましたが、だんだん腹が立ってくるのもので・・・

しかし逆に、彼はそんな私の様子を面白がってると・・・・




彼が道中でも話していたことを思い出しました。




この日の仕事の中で、とある方から褒められたとのこと。



「○○さんは、逃げるのが上手いですね」



って・・・( ̄∀ ̄;)



質問したら、ちゃんと返してはくれるから、その時は納得するんだけれど、よくよく考えてみると「ん?」ってなる。

もしくは、答えてることは「あれ?」ってことなんだけど、「ま、それでいいか・・・」って思わせられるから不思議だ。って・・・



「すごくない?」



なんて、また『褒めろ』と言わんばかりに話すものだから否定したくなるもので。



「そう言われても、私は見てないですから何とも・・・」



ってそっけない返事を返したら



「可愛くないねー。おねぇさんだってすごいって思ったことあるだろ?」



と断定されてしまったのでした。




あー・・・・はいはい・・・・(´Д`A;)

確かにね・・・ある意味、褒めたくなるわ。

自分のいいように話のペースを持って行く技術は確かに上手いんでしょうよ・・・

だから、免疫の無い人にとっては納得させられちゃうんだよ。


私だって、初めはそうだったもの。。。






オーダーしたお料理は、オイルサーディンにチーズの盛り合わせ、そしてパスタ。


品数としては少ないでしょ?

でもね、これの半分以上は私が食べさせられたんです。



彼からは、立食形式での食事はある、と聞いてはいましたが、実際はしっかり着席でだったんですって。

会場がホテルということで、ほぼ結婚式のようなもの。

前菜やらメインやら・・・しっかり食べてきたとのことでした。




先に言えよ・・・・(--〆)




ワインならゆっくり飲みたいところなのに、話させられるのにも、食べさせられるのにも忙しくて、私だけあわただしい食事になっていました。

パスタを食べてる時は結構きつくて、取り皿の上の分を食べきるのにも時間がかかってたくらいなのに、やっと空にした~と思ったら、次を入れられて・・・

また食べた~と思ったら、次が待ってて・・・・



「ちょっと!わんこそばみたいにしないでもらえます??」



思わず突っ込んじゃいますよ。



あ~あ~・・・・イタリアンバールなのに・・・・(´Д`A;)






結局、がっつりのお食事になっちゃって、もっとワインを楽しみたかったのに大して飲めなかったのでした。




それに、彼が急いでるようだったしね・・・しきりに携帯を気にしてたから。




バールでは1時間ちょっとほどを過ごして、その後は地下鉄で北上。

私が乗り換える駅で彼も降りたものだから、嫌な予感はしたんだけど、そういう予感は当たるもの。



やっぱり私の“お見送り”をしようとしてたみたい。



そういうのは付き合ってる人同士がするものでしょ?

私と彼は違うんだからって思ったら嫌悪感しか浮かばなくって、改札の前まで来たところで私は彼を止めました。



「どうしてこっちなの?そっちじゃないでしょ?」


「見送り」


「そういうの要らないから」


「・・・・」



でも、私が止めるのも無視して彼は改札をくぐって行きました。

そして階段もさっさと降りて行ってしまうから、私も慌てて追いかけることに。


私にはトラウマなんですよね。

2月に最後にお別れしたときも、彼は途中まで同じ電車に乗ってきたんです。

そして、2,3駅進んだところで、ふいに「じゃあね」と言って、私のほっぺに指で触れて降りていった・・・



その時のことが思い出されて、嫌だったんです。

今更どうこうってことじゃないけど、シンクロするのが嫌だって思いました。


だから、私は階段も改札も逆戻りしました。

どうしても見送られたくなかったんです。



私が改札で駅員さんにICカードの取り消しをお願いしていたところに、彼も階段を上がってきました。

目が合いましたけど、無視して改札を出て、お手洗いに向かいました。






しばらくして、終電に間に合うようにお手洗いを出ました。

彼はもういませんでした。


少しホッとして、私も家路に着いたのでした。