ツッコミたいところは色々あったんですが、まず第一に送ったのは車のことでした。
キーが新聞を詰め込んでるラックの上にあるとのことだったのですが・・・・
言われたとおり、ラックの上を見てみたら車のキーは存在していました。
ただ・・・・・私が思い描いていた姿と随分違ったので、これが一番気になったんです。
「車があるよ」と言われて、私が想像していたのは、
これまでも何度か隣に乗せてもらって、自らも運転したことのある、
ステーションワゴンだとばかり思っていたんです。
それは使い古したキーケースにリモコンキーと一緒にぶら下がっていて、
よくリングから落っこちるっていう・・・・・まぁ、つまりそれだとばかり思い込んでいたんです。
しかし、ここにあったのは見知らぬものでした。
だってもうメーカー自体が違うんだもん![]()
誰よアンタ
って感じでした。
日本車だったってことが唯一の救いでした。
外車だったらまず運転したくない・・・・![]()
一応、お家のベランダから近くにある駐車場が見えるので、彼が車を停めている場所を確認ました。
それらしき車・・・・やっぱり白じゃない・・・・誰だ、あの黒っぽい車は・・・・![]()
≪車って・・・・もしかしていつものじゃない?
日産のキーがあるんだけど・・・・これってどんな車なのかな?色とか車種とか・・・≫
≪日産だよ。黒の○○○○(←車の名前ですが一応伏せます)。
サイドブレーキはハンドル左下にあるから引けばサイドブレーキが解除され
左足のところにあるべダルを踏めばサイドブレーキがかかります≫
( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
きゃーーーーーーーーー
そんな車、運転したことないってばよ~~~~![]()
でも車無しの買い物はきついのも知ってるから乗るけどさっっ
≪きゃーなんて難易度の高い・・・・
(まりあには)
他にもツッコミたいことはあるけど自粛するわ(-。-;)
22時に帰るって聞いてたけど、お夕飯どうするの?
食べてくるの?それともお家で軽く食べる?≫
≪しっかり家で食べます。冷蔵庫の肉は腐ってるから悪しからず≫
やっぱりか・・・・・さっき見た時なんとなく怪しい色してる肉らしきものがあるな~って思ってた
≪だから・・・それも含めてツッコミどころ満載なんだもんっ(≧3≦)
一週間、猶予があったら見違えるぐらい掃除してたよ・・・
≫
≪ちょっとお願い
一晩で変わらないかな?≫
≪何から手をつけていいのか
一週間を1日で出来たら奇跡だよ![]()
![]()

≫
≪頑張って
≫
頑張れて・・・・・( ̄Д ̄;;
みっちゃん、私、明日模試・・・・ってわかってる???
もしかして・・・・・このために呼んだとかじゃないよね????
お手伝いさんかっっ
![]()
しっかし、そうも言ってられない![]()
明日の朝には私は帰るわけで、その後はまた荒れ放題なわけで・・・
そうなることを断定した場合、今一番片付けねばならないのはアレだ
ヾ(。`Д´。)ノ
≪洗濯だけしてあげる。あれが一番ヒドい![]()
もうっ
とりあえず洗濯しつつ、スーパー行ってくる![]()
≫
こう決意した時点で、私は諦めました。
掃除や料理、選択といった主婦業をし出すと、まりあはそれにのめり込む性格です。
これらをしながら勉強なんて無理でしょう??
っていうか、ホントはこうなることも予想できていた気がします・・・・
こっちにきて、超快適環境で勉強に没頭できるわけないんです。
そんなつもりで彼は私を呼んだわけじゃないもの。
一度、模試を理由に断って納得してくれたけど、翌日に同じことを言ってくるなんて、
それはもう、ただのワガママでしかありませんよ。
最後に会った日から約ひと月。
月が変わる前に、自分が最強に忙しくなる前に時間を作れそうだったからってことでしょう。
だって普通に考えたら、私、営業のサラリーマンみたいに強行スケジュールですよ?
16時に来て、翌朝の7時には発たなきゃいけないんです。
その間もずっと一緒に居られてのんびりダラダラできるわけじゃなく、
到着からこの時までの実際に会った時間だけを計ったら3分程度だったはずですもん。
そして22時頃まで間があいて、それから一緒に居るって言っても眠らなきゃいけないんですもん。
実質、会話したりってコミュニケーションがまともに取れるのはせいぜい3時間程度でしょう。
そのために・・・・私は来たんです。
そうなることは薄々分かっていながらも来たんです。
彼は自分のものさしで物事の尺度を計ってることがあるので、真面目に合わせようとすると大変なのですが、
その根底にあるのが結構子供っぽい理由だったりして、そういうギャップに深層心理が揺さぶられるのが私です
結局、悪い癖発症したってことです。・・・・・尽くし過ぎ?
性分ですね・・・・どうしようもない
ちなみに
車、乗りましたよ![]()
なんかね・・・・まりあみたいな風貌の子が出てきたら、ちょっと「えっ
」ってなるようなタイプの車だと思った。
黒のクラウン型って厳ついよね?
ただでさえひと月以上ぶりに車乗るっていうのに、こんな初めてのタイプは危険だったよ
黄昏時だったしね![]()
ホント、まりあ的には初めてづくしだった。
みっちゃんのこっちのお家の近隣を運転するのも、スーパーの駐車場で立体に入ったのも。
一人でだよ?怖すぎ(ノ◇≦。)
事故ったらごめーーーん。(;°皿°)って思いながら乗ってましたから・・・無事で何より
お夕飯。
夏になるとしっかり夏バテっぽい症状を発症する私。
今年も例の如く食欲があんまり無いってこともあり、献立を考えるのも億劫でした。
どうせ、何が食べたい?ってメールしても、何でも良いよって一番困る返事がくるのはわかってたので
彼に尋ねると言うことはしませんでした。
私とは違って、いつもモリモリ食べるの彼。
ま、男の人はしっかり食べる方がいいよね(o^-')bその方が作り甲斐もあるし
まりあはいらないけど、スタミナの付くものにしてあげようと思いました。
かといって食べないと食べないで怒られるから、ちゃんと自分の分量も考えて材料を購入。
夏はやっぱりお肉だよ![]()
タレを絡めて、野菜と一緒に炒めた焼き肉にしてあげよう
あと、お刺身とお漬け物好きだから一品ずつつけてね
それと食材以外の買い物としては洗剤。
あ~・・・・ホント一週間ぐらいあったら掃除もしっかりしてあげれるのになぁ・・・・
まるで残れない自分が悪いみたいに思ったりなんかして、
まりあはすっかり主婦モードになってました
洗濯はねぇ・・・・ホントにもう![]()
普段からワイシャツを着てる人だから、数枚のワイシャツとインナーシャツ、
靴下にハンカチ、タオルにパンツが籠の中で入り乱れてて・・・・とにかく酷かった。
洗濯物を溜めるってよくないよね(;´▽`A``
まぁ忙しいから、のんびり洗濯する間もないのは分かるけどさ・・・・
これをいっぺんに回せないでしょう?
ワイシャツはタオルと分けたいし、靴下もタオルと一緒にしちゃうと毛羽立つし・・・・
そうなると、キッチンとベランダの往復をせざるを得なくて、夜なのにバタバタしてました(-"-;A
気づいたらもう良い時間。。。。
あ~ボストンの中身も出さなきゃっっ
![]()
そうこうしていたら、彼が帰宅を予告していた22時もあっという間に来ました。
なんとか洗濯物も全部干せたし、晩御飯も準備完了
付けっ放しにしていたテレビを見ると、“硫黄島からの手紙”をやってましたね(‐^▽^‐)
ちゃんと初めから見たかったな~と思いつつ、ここへ来て、ようやく腰を下ろすことができたのでした
お疲れ~
と、そんな時、キッチンから電子音が![]()
そうだ
携帯の充電してたんだった![]()
≪今から帰りますが夕飯あるのを承知の上でちょっとだけ焼き鳥屋に行かない?≫
なんですって~~~~∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
こっちもお肉だっつーの
牛さんだっつーの![]()
![]()
夕飯あるのは承知の上ってことは、これはこれで食べるってことだよね?
≪焼き鳥・・・・嬉しい響きではあるけど、ガッツリしたもの作っちゃったよ?大丈夫?
≫
≪がっつりか
明日でも食べられる物もある?≫
≪食べられるよ
ただ、朝にしては濃いから、それだけ申し訳ない
≫
≪まぁ了解
出かける準備して22時45分に下に来て≫
なんだ、結局行くのか~(;´▽`A``
良かった~メイク落としてなくて・・・・(←要らぬ心配?)
時々、こういう気まぐれ起こしてくれるから困るんだよね~。。。。
だったら初めから外食のつもりで居てくれたら良かったのに~とか![]()
だって、まりあも考えて買い物するでしょう?
夕飯もそうだけど、次の日の朝のこともあるわけですよ。
それで、今回は私が先に出ることになるだろうから、
手早く出来て、でもいい加減にはならない物にしようって思って、焼きうどんにすることにしたんです。
ご飯とかお味噌汁とかは、いちばんしっくりきて腹もちも良いんだけど、作っちゃうと余るじゃないですか。
だったら食べきれてそれなりに腹もちもして、バランスよく野菜も食べれて・・・って思った時に浮かんだのが
焼きうどんでした。
うどんなら食欲無いまりあでも食べれそうだったし・・・・
でも夜に外食をしちゃうと、作った分が持ち越されちゃって、焼きうどんが出番なしになるんですよね。
しかも、少しでも朝の手間を省くためにって先に材料を切って、うどんも適度に茹でて、準備してあったんです。
これが台無しになるんだな~・・・・・
まぁ彼はそんなこと知っての上で言ってるんじゃないから責めることでもないんですけどね( ̄_ ̄ i)
ブツブツと理屈っぽく説明して、せっかくの提案を撤回させるのも酷い話だし、もちろんしません。
今更の愚痴だから、許してくださいませ?
ということで、時刻も23時前の真夜中だというのに焼き鳥屋さんまで向かうことになったのでした。
指定された時間ごろにマンションの下に出て、駐車場の方に歩いて行ったら、一匹のにゃんこ
がいて・・・・
不思議そうにこっちを見るもんだから、思わず私もしゃがみこんで同じように見つめ返してたんです。
ほどなくして、一台のタクシーがにゃんこと私の間に割り込んできて停まりました。
同時に開け放たれたドアの中には彼がどっかりと座っていました。
ご丁寧なことに、運転手さんもわざわざ降りて来て、乗車を促されたので、軽く会釈
乗り込んで彼の第一声。
「そんなとこに座ってたら車に轢かれるぞ?」
「む・・・
別にずっと座ってたんじゃなくて、今来たとこだし。にゃんこが居たからじゃれてただけだもん」
「あっそ。あ~疲れた~・・・・今日も忙しかったよ~まだ他のみんなは仕事してるからね」
「えぇっ
・・・・・それっていいの?・・・・っていうか、皆さんちゃんと睡眠とか取れてるの?」
「取れてないだろ。でも仕方ないよ」
「そうだけど・・・・・えぇぇぇ・・・」
ホントに忙しいんです。彼も周りも。。。。
なんか、私ってすごくKYな気がして空しくなりました。
別に手伝えって言われてて拒んでるとかでもないけど、むしろ手伝ってあげたいけど、何も出来ない・・・・・
そんな余裕は私にもないし、そもそもそんな立場じゃない・・・・
彼から仕事の話はよく聞くけれど、私は絶対に踏み入ることのできない場所の一つ。
ただ、一方的に知ってるだけの場所。
こういう時ってどういう言葉をかけてあげたらいいのかな?って思います。
まりあは、明らかに頑張ってるって分かってる人に“頑張れ”なんて言いたくありません。
私自身、頑張れって言葉はあまり好きじゃないのもあります。
“お疲れさま”
“大変だね”
“頑張りすぎないでね”
どれも言えそうだけど、どれも薄っぺらく感じてしまう・・・・
全部足して、割ったような相応しい言葉ってないのかな???
表現力の乏しい自分が嫌になる瞬間です。。。
割と近い地点で彼はタクシーを停めました。
お盆最終の日曜日。
道路も歩道も閑散としています。
「前はね、もっと家から近いところにあった焼き鳥屋なんだけど、こっちに移転したんだ。
もうずっと前から来てて・・・・だから大将も俺のこと知っててね、何してるかとかもわかってる」
「ふ~ん・・・そうなの」
それって・・・・つまりそういうことだよね?
そんなとこに私みたいなの連れてきていいの?
あ、つまりまたですか?
私が敬語で喋らなきゃいけない場面ってことですか(-。-;)
暖簾をくぐると、所狭しとお客さんで埋まっていました。
「いらっしゃい
あ、先生
どうぞ、ここ座ってください」
大将らしき男性が、ちょうど自分の目の前。
お店に入ってすぐの、たまたま2つ空きのあった席を指して言いました。
「すごいいっぱいだね~」
「いや~明日からうちも休みをもらうんで、ネタ切れがあるんですよ~」
「あ、そうなんだ。いいよ、ある分で」
「すいませんね~」
ほんとに知り合いの会話って感じでした。
まりあとしては、もし、どこの誰ですか?みたいなこと聞かれたらどうしよう
とか考えて
ちょっと構えていたんですけど、そんなこともなく・・・・
「ここは俺としては“ありがとう”って感謝してる人を連れてくる店なんだよね。
だからうちのスタッフも連れて来てるし、病院の事務の子も連れて来てる」
「・・・・あっそ」
つまり、別にどんな女性を連れて来てようと問題ないと。
変に心配してたのがバカみたいです・・・・
同時に、やっぱり少し寂しくなるんですけどね。。。
続く⇒