よく変わるのはそれだけ大変な問題が多い地域であるということでしょう。

東京の都心部と大阪の都心部のふたつの新線が進みそうになってきたという話題。

でも鉄道開発は時間がかかるので10年どころか20年以上開業までに要するだろうということで先の長ーいプランということをお含みを。

 

どちらも2022年になんらかの発表があった話なのでニュースでは既に目を通していらっしゃるでしょう。

でも、関心のポイントが違うのであえて取り上げました。

東京:東京都の稼ぎ施設「東京ビッグサイト」の連絡網改善に、移転した「豊洲市場」の活性化対策、スマートシティ晴海フラッグを経由して、これから話題の元築地市場再開発に駅をこさえ、品川ではなく東京駅に連絡させるという究極の地下鉄プラン。

 

大阪:梅田をターミナル化させて大会社となった阪急阪神HDの梅田駅のやり変えどうする?、十三と淡路と宝塚線がまとまらず、新大阪はかやの外だったところを長い時間を掛けて調節してきた紆余曲折あっての新大阪と梅田への連結化がやっと日の目をみそうだというプラン。

 

東京の話は、なんどもおじゃんになってきた。地下鉄掘るのにどれだけのコストがかかるか!と。晴海通りにBRTを走らす話もあったし。で、豊洲市場から新橋が現状の話でもう完結かと思っていたら・・・・・・、です。

大阪も、やはりルートが取れない悩みでコストもかかるし、地下は沼地でトンネルは大変なエリアだから皆、二の足を踏んでいた?

 

なので、できるかどうかはできるまではわからないが、できることを期待しようという熱盛プランとなりましたのでどんなプランかみてみましょう。

 

東京新聞の想定ルート。

この3月に新築地の再開発入札結果が発表される。その時にこの鉄道がコアになってくる。

開業見通しは、2041年だ。概算事業費は5000億円を下らないだろう。時期も費用もまだまだブレると予想される。

次の課題は、羽田空港ルートづくりとつくばエキスプレスとの接続だ。小池都知事の言葉にあった都心の背骨となる将来性高いルートづくりになる。今のところは、2040年までに開業させたい意向。

 

 

ルートははっきりしないので想定だろう。

新大阪駅(JR東海)からどこにつなぐのか?

阪急用地が端に確保されている。そしてその横には、阪急のビルがある。宮原1丁目1番1号。

すでに阪急が駅ビルを建てている。

先のマップには書かれていないが、阪神の梅田駅のすぐ横は、西梅田駅(四つ橋線)があり、十三駅から北梅田と西梅田へとつなぐプランがあるそうな。なにわ筋線(関空と北梅田連結の新線は、JRと南海と地下鉄のミックス)にちょいかみした阪急という構図。それだけではグループメリットが薄いだろう。そこで西梅田へもつなぐと。どうやってが問題。ルートあるのか・・・

 

関西は私鉄中心で拡大してきた。そんな中で、やっとJR西日本の時代を迎えようとしているし、大阪メトロも民営化され、大阪戦国時代を迎えるのはこれからかもしれない。

上の図で、阪急線は黄色で引いたが、なにわ筋線も黄色になっているので、北梅田までが阪急とみてください。

阪急線が新大阪駅を迂回するかのようなルートをとってきたので、ややこしくなったのかもしれない。

淡路駅(阪急京都線)と新大阪のルートは無い。神戸のJR線と山陽線のような沿ったラインだ。

 

まあ、人ごとなのでできるのぉ?って感じはしていますが、

時間を掛けても成し遂げる力が、すごい!と感じています。

世紀を超えたお仕事!