沢山のモノを保有してきたのに、人生の途中では置き場所に困り処分してしまったものは多い。

最も残念に今でも思っているのは、「ベルトドライブのレコードプレーヤー」だ。

多分、これだったか。

これ、ターンテーブルをゴムベルトでつないであったもの。

長く保有していたが、経年劣化でベルトが伸びて回転数が一定ではなくなった。

時、既にレコードからCDやMDへとの過渡期だった。

そして、ベルト以外には支障がなかったにもかかわらう、ゴムベルトの交換品が見つからなかった。

今のようにネットで検索もできない時代。

やむなく、処分。

と、なると、プリメインアンプも大型スピーカーもLPレコードも・・・・・・

今なら、ベルトは結構手に入るようだ。

 

低学年の頃、とにかく分解が何よりも好きでした。

こんな感じの蓄音機だったか。ピックアップアームの先は針がついているのだが、外して声をかけるとマイクのように少し拡声できた。箱中の真空管等無惨な姿になっただろう。まさに、猫に小判のしろもの。

レコードはフリスビーの如く、野原で投げて遊んだ。昔のレコードはよく割れた。

 

 

音が出るというのは、やはり凄い驚きで興味は尽きない。

 

昨今は、ほぼCDやDVDに入れ替わった。

安価で、小さいし、音の劣化が少ない。

レコードはアナログだが、CDはデジタルだ。

違いは、音質。ひとことでいえば、まろやかな音のレコードとCDの方はとんがっている音質と感じる点だ。

まあ、聴き分け困難ではありますが。

 

CDは、光沢のある銀面に信号が記録されている。ソニーとフィリップスによる規格SACD(スーパーオーディオCD)は、高密度なので高音質で通常のCDと区別される。

 

山程のレコードを好きな人たちにあげて、CDもモノから電子化のために、iTunesに全部アップロードして、CDは売却。

これも終活のひとつにもなります。いわゆる、CDのクラウドミュージック化です。

下図は、2012年頃の記事です。

最近は、アップルのパソコンでなくてもWin11でiTunesアプリを利用できるので、ネット上でどこでも聴くことは可能となった。

登録名称とか内容とかに市販CD以外はやや面倒ではありますが、モノを減らす努力の賜物と思って我慢しています。

 

 

アナログ音をデジタル化して音響で流すのが今は普通ですが、アナログをアナログで大音響で聴くことができるのがやはり贅沢です。年々劣化する耳の聞き取り音域減少はつらい。

次の課題は、骨伝導イヤホンへの切り替え(笑)